カテゴリ:♪本の覚え書き♪
子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。いつわりの共同体が隠しているものとは―。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる。 想像力の極致をきわめた3年ぶりの長篇小説とも紹介されていました。 貴志さんの本はまだ読んだことがありませんでした。 というのも黒い家、青い炎の映画の予告が恐ろしくて手が出せなかったのです(笑)。 そんな貴志さんの本に興味を持ったのは、このごろCSテレビのミステリーチャンネルで放送されている『ブックナビ』が好きで何度か見ているのですが、そこでめちゃホメで紹介されていたので予約を入れました。 ちなみにこの番組は香山二三郎さん 大森望さん 関口苑生さん そして豊崎由美さんがお薦め本を紹介するのですがちょっと笑えるのです。 関口さんが一月近く家を出ずにただただ本読み生活していたり、香山さんがけっこう豊崎さんに気を使っていたり、大森さんはマイペースだったりすることが本の紹介とは別に私のツボにはまってしまっているのです。 以前は谷中にある『乱歩°』という喫茶店で収録したりもしていたのですが、少し前にちょっとしたリニューアル(何もない個室で机を並べたようなだけですが…笑)をして新ルールで進められています。ときには場所を移してミステリー好きなところでまた会話して欲しいものだとも思うんですけどね。 さて内容ですが。。。 ジブリものとしても通用するような子供たちがこの本では主役で、今とはちょっと違う理想的な学校のようなところで学び、やがてある力を芽生えさせたものがさらに別の学び舎へと移っていきます。 そこではハリーポッターを思い起こさせるような力の訓練や勉強が待っていて、やがてチームでの冒険へと出かけます。そこでこの主人公たちが巻き込まれたものは…。 というもので、とてもおもしろく読めました。 やがて彼らが多感な年齢となり、リーダーだった優秀な一人が姿を消すことによりとてつもない事態がおこるだろう予感たっぷり!というところでこの上巻が終わります。 いつものお店で3時間近く読みふけってしまいました(笑)。 誰かそんな私を見かけても笑わないで下さい。 そんな私に何度もコーヒーを入れにきてくれる店員さんいつもありがとうございます。 下巻が手に入ったらまたうかがいますのでよろしくお願いいたします(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 17, 2008 07:30:39 AM
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