テーマ:婦人科の病気(1150)
カテゴリ:らいら・患者
ガン患者にとって「癌」と言う言葉が 頭からはなれる事は無い・・・。
健康なとき。。。 体の一部に痛みが走っても気にも留めなかった患者も多いだろう。
しかし。。。癌告知を受け 手術を余儀なくされ癌と診断された臓器を摘出する。 予備治療の抗癌剤投与を何クールか行い 元気に退院していく患者・・・。
病理検査の結果、悪性腫瘍と診断された患者様は 当然の如く落ち込む。。。 周囲の励まし、自分を必要としてくれる者がいることで 苦しい抗癌剤治療を乗り越えることが出来るのだ。 後は 外来での定期的な検査を怠らないこと!
最初に痛みの話をしたが、 癌細胞は健康な人の細胞にも姿を潜め 活動を絶やさず再生し死滅する。。。 一度癌宣告を受けた患者にとって 何倍もの恐怖、不安避けられない。 ほんの少し、腹部がチクチク痛むだけでも再発を考えるのだ。
それでも 手術を終え、決められた治療を何クールかで終われる人は幸せだ!
外来で再発を知らされ、再入院となる患者様に比べれば・・・。
再発、転移を知らされた患者は また 辛い癌治療が始まるのです。。。
抗癌剤投与を受けながらも不安は尽きない。 癌細胞の転移の恐怖がつきまとう・・・。
腫瘍マーカーの数値。。。 CT、MRIの結果。。。 採血の結果。。。 抗癌剤の副作用で腎機能、肝機能の低下。。。
抗癌剤は癌細胞を殺すだけでなく、健康な細胞・臓器までも壊していく それを承知で、 生きるための抗癌剤投与はやめれない。。。 その抗癌剤も 長期投与することにより、がん細胞に耐性ができ効果が薄れる
今回、 不安を煽る内容となりましたが 癌と闘うことが どれだけ厳しく辛いことか、多くの人に知って欲しいのです。
イラストを面白おかしく描いていますが 彼女達にも孤独があり、不安が襲います。。。 それでも頑張れるのは
守るものがあるから! 必要とされているから!! 新薬ができるのではないかという希望を持っているから!! 一番に 生への執着を強く持っているということなのです。
彼女達は、 健康がどんなに大切で幸せなことか体で感じています。 人の心を読み取ることは、日々の生活から養われています。。。
病院では 苦しみをわかってくれる仲間がいる 仲間に悩みを小出ししながら自分の中で消化していく・・・。 その繰り返しなんです。。。
彼女達の病気を知った知人は 心配しながら彼女達に 症状を聞いてきます。。。 しかし 自分から口を開かないということは話したくないのです。 何度も何度も同じ会話をしたくないのです! 体調を聞かれるたびに 僅かな不安が大きく膨らんだりするんです。
患者様は 自分の病気を認めたくないときもあるんです。 忘れていたい時もあるのです・・・。
少しでも彼女達が快適に過せるよう応援してください^^
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[らいら・患者] カテゴリの最新記事
|
|