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桃尻ママの道楽日記

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Jun 3, 2008
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カテゴリ:魅惑の食
ウニ.JPG

バブルの終わり頃、私は、毎日のように職場の接待やお食事会にお供していた。

お寿司は、カウンターで(回らない…)、当たり前のように食べていた。
私のお財布の中に、諭吉は必要なかった。
帰りのタクシー代さえあればよかった。

そんな時代に、よく訪ねた店の1軒が、ここ 鮨処 ふく紗
私の大好きだった人達と、楽しい宴の時間を過ごした場所だ。
ご主人も奥様も、とても素敵な人で、居心地のよいお店だった。
鮪の漬け、穴子、出し巻がお気に入りだった。

成人して産毛が生えた程度の社会人だった私が、
大好きだったドクターとの思い出の店でもある。

そのドクターが去った後も、通い続けた。

奥様が若くして病魔に侵され他界。
ご主人の健気な笑顔が、とても切なくなってしまって、足が遠のいてしまった。

最後に店を訪ねてから、たぶん、7年位の年月が過ぎた。
ふと、鯖の巻寿司が食べたくなった。

思い切って、友人Y子とランチに訪ねてみた。
変わらない笑顔で迎えられる。
私は、生活感がドップリ出た風貌で、何となくうつむきがちに席に着く。
海鮮ちらし丼を選ぶ。
食べ終わって、調子が出てきたので、握りを何点かオーダーする。

『むかし、よく来ていただいた看護師さんですよね。』

声をかけれられた。

胸に蘇る、甘く切ない思い出の日々。

時計が逆戻りしたかのように、当時の思い出話に花が咲く。
素敵なランチタイムだった。

帰り際、またの来店を約束する。
次回は、あの頃のメンバーに声をかけてみよう。


追記:
鯖は、時期はずれということで、食べられませんでした。
この店、静岡上等なランチにも掲載されています。





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Last updated  Jun 23, 2008 11:56:33 AM
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