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安産祈願の夫婦あわ… 料理長52歳さん

2013年04月08日
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カテゴリ:健康
 いつも時間を作って猫と遊ぶようにしていて、幼少の頃に弟妹と離れ、それ以降、他の猫との接触がない事からじゃれて遊ぶという事ができないという事が可哀想に思えて、その役を担当するようにしています。そうして育ったためか私にだけは遠慮する必要がないと思っているらしく、遊びを通してそれなりにダメージを受けてしまう事があるのですが、それも安心して遊んでもらえるという信頼の証しかと思い、生傷が絶えない日々が続いています。

 成長したお陰で子猫の頃のような爪や牙が小さくて鋭いという事はなくなったのですが、切ってあげていたと思っていた爪が思いの外、鋭く研いである事があり、何かべたつきを感じて見てみると血が出ているという事も少なくありません。

 昔からなので体質的な部分も大きいとは思うのですが、血が出ると固まりにくく、なかなか血が止まらなくて困ってしまう事があります。生まれ付いての貧血なので、血を固める成分を含む赤血球が少ない事に由来するのかと思い、それほど気にしていないのですが、最近、血が固まりにくくなったと感じる事があればビタミンKの不足を疑ってみる必要があります。

 ビタミン類は健康や生命の維持に欠かす事ができず、体内では合成できない事から食べ物から補う必要があり、欠乏した際の弊害としては大航海時代に命に関わる病として怖れられたビタミンCの欠乏症である「壊血病」、骨が変形するビタミンDの「くる病」、暗いところで物が見えなくなるビタミンAの「夜盲症」などが知られています。

 ビタミンKの欠乏症はあまり意識される事はありませんが、ビタミンKが血液を凝固させる事に関連している事から、血が固まりにくくなるという形で表れてきます。そうした顕著な症状が出ない状態でも実際には欠乏しているという事があり、「潜在性ビタミン欠乏」と呼ばれる事があります。

 ビタミンKの働きは血液の凝固に限らず骨に働き掛けて骨の健康を守るという物があり、骨粗鬆症の治療に使われる事もあります。しかし、血液を固まりにくくして血栓ができないようにしたり、血液をサラサラの状態にするためにワーファリンなどの薬剤を服用している人が多く、ワーファリンの働きに逆行する作用となる事からビタミンKを含む食品を食べないようにする話の方を多く聞かされます。

 そのためビタミンKの欠乏症もあまり悪くないように思えてくるのですが、ビタミンKの欠乏は思わぬところに弊害が出る事が知られるようになってきています。

 5年の間隔を置いて膝関節のレントゲンとMRI(磁気共鳴画像)の検査を行い、それに血液中のビタミンKの濃度を測定した結果と合わせて検討すると、ビタミンKが欠乏している状態と判断できる人はそうでない人に比べ1.56倍も変形性膝関節症と診断されるリスクが高い事が判っています。

 軟骨の下の骨が硬くなる軟骨病変のリスクも2.39倍も高まる事も観察されており、ビタミンKの欠乏症状が顕在化していない潜在性ビタミン欠乏でも同じリスクが見られた事から、医師来る事の少ないビタミンKの欠乏が意外な影響を与える事が伺えます。

 制限するよう指導されている場合を除き、海藻やほうれん草、納豆など、食べる機会が減ってきていたら注意が必要なのかもしれません。





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最終更新日  2013年04月08日 07時50分50秒
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