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安産祈願の夫婦あわ… 料理長52歳さん

2013年06月17日
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カテゴリ:健康
 気を付けているつもりでも、つい浴びてしまう紫外線。かつてはシミやソバカスの原因程度にしかいわれなかったものが、最近では活性酸素を発生させせてさまざまな疾患の元となるとして、できるだけ浴びない方が良いものとしての認識も定着してきています。

 紫外線にはタンパク質を硬化させる働きがある事から、紫外線を浴びた皮膚を遺伝子レベルから老化させ、日光を浴びた事による皮膚の劣化は「光老化」と呼ばれます。

 光老化は皮膚に起こる変化から老化の一環のように捉えられていますが、厳密には老化というよりも紫外線による慢性の皮膚障害であり、加齢と共に訪れる不可避な老化とは分けて考えるべきものであるという事もでき、通常の老化が皮膚や色素が薄くなる方向へ向かい事に対し、光老化は紫外線への防御反応も同時に進む事から皮膚は厚く、色素も濃くなるという大きな違いが存在しています。

 今では気付かないうちに浴びてしまう紫外線の影響をできるだけ小さく抑える事のできる日焼け止めも発達してきているので、積極的な紫外線対策として利用する事ができ、普段から備えておく事も大切と思えてきます。

 そのように思ってはいても、なかなか日常的に日焼け止めを利用する事には抵抗を感じてしまいます。理由としてはもともとひどい乾燥肌が日焼け止めで助長されてしまう事で、日焼け止めに使われる紫外線の吸収剤には肌荒れを、分散剤には乾燥を引き起こす傾向がある事がいわれています。

 また、紫外線の分散剤には酸化チタンが使われている事が多く、白くアレルギー性が低いとされるチタンではありますが、触媒作用を持つ事から皮脂を空気中の酸素と反応させて酸化脂質としてしまう事や酸素の活性を上げて活性酸素にしてしまい、皮膚にダメージを与える可能性を懸念する意見もあります。

 しかし、最近行われた研究では、紫外線を浴びる可能性が高い日に日焼け止めを塗り、それ以外の日は使わないよりも毎日継続的に使った方が光老化という点では良い結果に繋がるという結果が得られており、発達した日焼け止めの効果の高さを伺う事ができます。

 被験者を日焼け止めを毎日使うグループと、紫外線を浴びそうな日に限って使うグループに分け、それぞれのグループを更に抗酸化作用のある成分とそれと偽った偽薬を与えるグループに分けて皮膚の老化について観察を行ったところ、毎日、日焼け止めを使うグループに顕著に光老化が抑えられている事が観察され、日焼け止めを継続的に使う価値が裏付けられています。

 老化を促進させる活性酸素を抑える抗酸化成分の接種については微妙な結果となり、今後の研究が待たれる状態となっていますが、日焼け止めについては継続的に使用する事が正しいという事が証明され、きちんと塗っておかなければと思えてきます。使用感や塗った後の落としやすさなど、もう少し改善されればと願ってしまいます。





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最終更新日  2013年06月17日 16時32分06秒
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