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熊本県の赤ちゃんの… New! 料理長52歳さん

2013年10月10日
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カテゴリ:健康
 食用の油というとサラダ油として使われる菜種から絞ったキャノーラ油やベニバナ油、オリーブ油などが思い浮かび、業務用としては大豆油なども多く使われていると思えてきます。そんな中、あまり馴染みはないのですが食用にも使われる油としては、世界的にはパーム油が最も多く生産されているとされます。

 パーム油はアブラヤシから得られる油脂ですが、植物性の油でありながら常温では固体という性質を持っています。飽和脂肪酸であるパルチミン酸を多く含むためで、それ以外にオレイン酸やリノール酸、ステアリン酸、ミリスチン酸などを含んでいて、脂肪酸の構成からは牛脂に近い組成となっています。

 そのため牛脂と同じく石鹸や洗剤の材料としても広く使われ、天然由来、植物由来という事でパーム油を使った洗剤を人や環境に優しいとした宣伝文句で販売する例を見掛ける事があります。

 食用として使われる際は、あまり精製しないようにして元のアブラヤシに含まれるβカロテンを残すようにする事から、オレンジ色をしていて独特な芳香と甘味を持っています。西アフリカの森林地帯では古くから料理に風味と色合いを加える物として食文化に根付いていて、日本で仕上げに加える事で風味を添えるごま油のような位置付けを得ている食材となっています。

 日本では精製の度合いを高くして色や芳香は除かれていて、揚げ物などの加工品やショートニングの代用品としても使われています。直接目にする事の少ないパーム油ですが、加工食品や洗剤の原材料記載欄を見ていると、思いの外身の回りにある事が判り、隠れた生活必需品ではとも思えます。





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最終更新日  2013年10月10日 07時53分51秒
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