カテゴリ:囲碁
昨日の日記に対して、慶次さんから貴重なエピソードを紹介するコメントをいただいた。
「甥っ子が小学校に入って間もなく虐めにあった時、義兄が祖父の相手をさせるために囲碁を習わせに行かせたところ、それはもう夢中になって、仲間の虐めも苦にはならなくなって(やはり打ち込む物があると)、自信も付けて学業もぐんとのびたそうです。」 何とも素晴らしい話で、感激した。そして、こういう話は実はかなり多いのではないだろうかと思った。昨日、囲碁に対して現実逃避型の依存になることは少ない、と書いた。しかし正確に言うと、仮に現実逃避から囲碁の世界に入っても、ひとたび熱中すると囲碁が極めて有効な精神安定剤兼リハビリ治療となって、現実逃避であり続けることが成立しないのではないか、と今日考えた。 これが確かだとすると、何ともすごい囲碁の力である。いじめから学校に行けなくなったり、現実世界になじめない子供達にとっての有効な治療法になるかもしれない。 ただその場合、最も難しいのは熱中させるまでの道である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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