テーマ:仮想通貨(1614)
カテゴリ:山内詩織
1971年8月15日、米国は「金ドル交換停止」を発表。 ニクソン・ショック。 兌換紙幣が成立しなくなり、「お金」は「マネー化」し 始めた。 通貨価値は「市場」が決めるようになり、フロート制が 「正」とされ管理通貨は「悪」、「市場」が正義と皆が信 じた。 為替は投機筋の手で猛威を奮って上下し、実業は利の薄 いビジネスとなった。 インターネットが普及しIT化がすすむと、「マネー」は 記号の一種であることに人々が気付き始めた。 国家による保証、強制力のない「マネー」が創造され、 それがあたかも現物であるかのように取引し始めた。 使用価値と交換価値が断絶している「もの」の著しい価 格高騰がバブルというなら、それは明らかにバブル。 チューリップの球根でも、日本の土地でも何でも同じ。 超過利潤が得られず投資先を探している「マネー」は超 過利潤が得られればどこへでも行く。 その一つに仮想通貨があったとしても不思議ではない。 Bitcoin、Ethereumその他 by Jon Russell 2018年1月16日 TC Bitcoinやその他の暗号通貨(仮想通貨)を持っているな ら、今は目をつぶっていよう。 もし投資しているなら、もうご存知のことかとは思うが、 今日は暗号通貨市場全体が2桁以上下落した。 Bitcoinの価格は12月4日以来、初めて1万2000ドルを下回 り15%暴落した。 一方Ethereumは、1000ドル近くまで20%以上下落し、 Rippleは33%下落し1.23ドルになった(記事執筆時)。 …(略)… 第一次世界大戦による巨額の賠償金を背負ったドイツは、 激しいインフレに陥った。 1923年11月、ドイツの急激なインフレーションを解消する ためにシュトレーゼマン内閣 の通貨統制委員シャハトの発案 で新通貨が発行された。 金準備は充分でなかったので 土地を担保とした不換紙幣と してレンテン銀行から発行し、従来の1兆マルクを1 レンテ ンマルクと引き換えた。 これによって1年でインフレを解消することが出来た。 そして、経済が小休止するのを見計らって、1924年からは 金準備に基づくライヒスマルクに切り替えられた。 1レンテンマルクは1 ライヒスマルクで交換。 仮想通貨も信心から。 仮想通貨に替わる投資先が現れない限り、バブルは何度で も発生する可能性が高い。 淀みに浮かぶ うたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたる ためしなし。 世の中にある人と すみかと、またかくのごとし。 (『方丈記』 鴨長明) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『マネーボイス』資産運用ニュース 2018年01月18日 木曜日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 仮想通貨が、ドドーンと急落したようです。 ビットコインも一時、100万円の大台を 割れてしまったみたいです。ただ、去年の 今ごろは10万円だったので、それを考え れば、全然大丈夫なのでは?という意見も、 あるみたいです。本当でしょうか?私には わかりません。ただ、もしも、自分が仮想 通貨を買うなら、業務スーパー、まいばす けっと、日高屋、天一、王将、富士そば、 コミュニティストア・・・あたりの支払い に使えるのが、絶対条件なんです♪それに、 相場の変動が急激すぎて、その日の値動き しだいで、チャーシュー麺のこってりが、 ラーメンあっさりにグレードダウンしてし まうと悲しいので、もっと緩やかに値上が りしてほしいところ。。もしも、世界中の ビール1パイントを裏付けとする仮想通貨 「ビアコイン」が開発されたら、その時は、 私も投資をしてみたいと、思っています☆(山内咲織)
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最終更新日
2018年01月24日 06時00分09秒
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