テーマ:その他金融(133)
カテゴリ:環境・自然災害
コロナ禍で大打撃を受けた航空機リースやホテル事業にも力を入れていたオリックスが、再生可能エネルギーに資金配分を高める。 オリックスが スペインの再エネ会社を買収へ、 1000億円規模ー関係者 谷口崇子、浦中大我 2020年12月25日 Bloomberg エラワンは欧州中心に14カ国で風力と太陽光発電所を建設・運営 オリックスの利益合計額に占める環境エネルギー事業の割合は増加 オリックスは、スペインの環境エネルギー会社エラワン・エナジーを買収する。 事情に詳しい複数の関係者が、匿名を条件に明らかにした。 発行済み株式の80%を取得する予定で、その後の増資と合わせて約1000億円を投じる。 オリックスは成長分野である環境事業への傾斜を強めており、今回の買収で世界展開を加速させる。 エラワンは非上場企業で、関係者らによると、オリックスは、エラワンの支配株主で自動車プレス部品メーカー大手、ゲスタンプ・オートモーションなどを傘下に持つ持ち株会社エーセックと、創業社長のディオニシオ・フェルナンデス氏らから株式を譲り受ける。 残りの20%はエーセックとフェルナンデス氏が継続保有する見通し。 エラワンは、欧州を中心に北米、南米など14カ国で風力と太陽光発電所の建設・運営を手掛けている。 これまで設備容量2.9ギガワット(GW)分の開発を行ってきた一方、手持ち案件のパイプラインは同10GW超と急成長を見込む。 オリックスの再生可能エネルギー事業にとって、グローバルに展開する企業の子会社化は初めてで、同社を海外戦略の要としたい意向だ。 ― 引用終り ― 安定して高成長を続けると考えられていた航空機、宿泊業が、コロナ禍で世界一斉に大打撃を受けた。 少なくとも今後数年間、成長は見込めない。 自動車、船舶、航空機などのモビリティが電動化する時代に県境負荷の低いとされる再生可能エネルギーは安定成長が見込まれる。 多くの人々がそのように考える分野に超過利潤は期待できない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月09日 16時00分07秒
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