テーマ:SDGs(28)
カテゴリ:環境・自然災害
SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)は、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)を継承するものとして,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。 17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことをうたっている。 SDGsは発展途上国も先進国も等しく取り組む普遍的な目標。 基本方針 ・ミレニアム開発目標 (MDGs) を基にして、MDGsが達成できなかったものを実現することを目指す。 ・すべての人々の人権を実現し、ジェンダー平等と全ての女性と女児の能力強化を達成することを目指す。 ・統合され、不可分のもので、持続可能な開発の三側面、経済・社会・環境を調和させる。 ・人類及び地球に極めて重要な分野で、向こう15年間にわたり行動を促進する。 17のゴール 1.貧困をなくそう (英: No Poverty) 「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」 2. 飢餓をゼロに (英: Zero Hunger) 「飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」 3.人々に保健と福祉を (英: Good Health and Well-Being) 「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」 4.質の高い教育をみんなに (英: Quality Education) 「すべての人々へ包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」 5.ジェンダー平等を実現しよう (英: Gender Equality) 「ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う」 6.安全な水とトイレを世界中に (英: Clean Water and Sanitation) 「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」 7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに (英: Affordable and Clean Energy) 「すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」 8.働きがいも経済成長も (英: Decent Work and Economic Growth) 「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する」 9.産業と技術革新の基礎をつくろう (英: Industry, Innovation and Infrastructure) 「強靱なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及び技術革新の推進を図る」 10.人や国の不平等をなくそう (英: Reduced Inequalities) 「各国内及び各国間の不平等を是正する」 11.住み続けられるまちづくりを (英: Sustainable Cities and Communities) 「包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び人間居住を実現する」 12.つくる責任 つかう責任 (英: Responsible Consumption and Production) 「持続可能な生産消費形態を確保する」 13.気候変動に具体的な対策を (英: Climate Action) 「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」[注釈 1] 14.海の豊かさを守ろう (英: Life Below Water) 「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」 15.陸の豊かさも守ろう (英: Life on Land) 「陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する」 16.平和と公正をすべての人に (英: Peace, Justice and Strong Institutions) 「持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する」 17.パートナーシップで目標を達成しよう (英: Partnership) 「持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する」 SDGsバッジはそれぞれのゴールの色を使った丸型のカラフルなバッジ。 SDGsバッジをつけることで、社会課題の解決に取り組む企業や人間だというポジティブなイメージを多くの人に発信できる。また、より多くの人にSDGsを知ってもらい、社会を良くする効果を期待できる。 間違った認識や悪用を防ぐために、SDGsバッジの販売を行うには国連の承認が必要となっている。 市場には、国連に承認を得ることなく製造されたSDGsバッジも出回っているのも事実だ。 承認を得た商品を取り扱っているサイトはその旨が記載されており(国連公認バッジ)、事前にチェックしてから購入したい。 今後SDGsに沿った経営をすすめないと世界市場に参入できない可能性が高くなる。 これらにより、投資家が経営方針にSDGsを取入れていない企業への投資を避けており、格付けや株価が低迷するため、世界市場に参入している企業は、こぞってSDGsに沿った事業運営委方針をほ掲げ、実行している。 脱炭素化、低炭素化はその一部だ。 経済産業省公式サイト 企業の「SDGs経営」によるESG投資の呼び込みを後押しします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年11月10日 18時00分07秒
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