テーマ:外交(31)
カテゴリ:政について
現状、世界大戦入り一歩手前と考えられるが、反欧米秩序同盟としてBRICSのつながりが強まると、第三次世界大戦=核戦争の危機は強まる。 ロシアのウクライナ侵略戦争は国際的な外交秩序に新たな局面を呈している。 アルジェリアのアブデルマジド・テブン大統領は7月31日、ロシアや中国など新興5か国でつくる経済グループ「BRICS」に加盟する可能性を示唆した。 世界中の国家で、実は普通選挙が正当に実施されている民主主義国は、数が少ない。 ウクライナ侵略戦争による対ロシア経済制裁が、自国を選挙における制約が最小限の民主主義、言論の自由を重視する民主主義的統治を好まない非民主主義国をロシア側に結集させる効果を招いている。 有力な反体制派を抱え統制を強化する国の他、国境問題、領土問題、民族問題を抱える国もBRICS側に立とうとしている。 AFPBB News / 2022年8月1日 北アフリカ・アルジェリアのアブデルマジド・テブン(Abdelmadjid Tebboune)大統領は7月31日、ロシアや中国など新興5か国でつくる経済グループ「BRICS」に加盟する可能性を示唆した。 アルジェリアはアフリカ最大の天然ガス輸出国。テブン大統領は同日夜にテレビ放送されたインタビューで、BRICSが「経済・政治勢力の一つになっている」と述べ、従来の大国間組織に代わるものとして「BRICSに関心がある」と述べた。 テブン氏は、焦る必要はないとしながらも「朗報」があるだろうと発言した。 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカから成るBRICS5か国の国内総生産(GDP)は現在、世界全体の4分の1を占めている。 テブン氏は6月末に開催されたBRICSのオンライン首脳会議に出席。この会議でロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、西側諸国の「利己的な行動」への対応に協力するよう呼び掛けていた。 ― 引用終り ― ![]() 思想信条の自由と普通選挙の両者を備える国は、数の上では少数派である。 中国、インド、ロシアが合わされば、イスラム教国、独裁国も多く、欧米型の民主主義国は人口でも少数派となる。 国際政治の世界は、パワーポリティクスの時代に逆戻りするようだ。 アルジェリア 出典:Wikipedoa 元首 大統領を国家元首とする共和制を敷いており、現行憲法は1976年憲法である。 大統領は民選で、任期は2期5年とされていたが、2008年に当選回数制限は解除され、2014年の大統領選挙でブーテフリカが4度目の当選を決めた。 2019年4月18日に予定されていた大統領選挙に出馬し5選を目指す意向を示していたが、国内で反対デモが相次いだため3月11日に出馬断念を表明。同時に大統領選挙の延期を発表したほか、ヌレディン・ベドゥイ(英語版)内務大臣を新首相に任命した。同年4月1日、4月28日の任期満了までに大統領を退くことを発表。翌2日、正式に辞任した。 ― 引用終り ―
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最終更新日
2022年08月15日 06時00分10秒
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