テーマ:イギリス大好き!(505)
カテゴリ:訃報、消息
水田洋名古屋大学名誉教授は1919年9月3日、東京市(現・東京都港区)生まれ。 2023年2月3日、老衰のため、名古屋市中区の病院で死去した。享年103歳。 1942年東亜研究所入所。戦中は大日本帝国陸軍軍属として帝国陸軍南方軍第16軍(ジャワ軍政監部)調査室で、農村事情の調査を行う。 戦後、日本降伏交渉の通訳として訪れたスラウェシ島で8ヶ月の捕虜生活を経て、1946年母校東京商科大学に特別研究生として戻る。 1949年、名古屋大学法経学部助教授に就任。 1960年、学位論文「近代人の形成」で京都大学より論文博士として経済学博士の学位を取得。 アダム・スミス研究では、『道徳感情論』『国富論』の翻訳で著名。 名大名誉教授の水田洋さん死去英国の社会思想の分野では、エドマンド・バーク、アダム・スミス、ジョン・スチュアート・ミル、ホッブズ等多数の翻訳を手がけた。 市民運動にも積極的に関わり、日本戦没学生記念会(わだつみ会)理事長、市議調査研究費の情報公開を求める名古屋市民の会代表、不戦へのネットワーク代表、愛知の環境と開発を考える市民フォーラム世話人、日の丸・君が代の強制を考える市民ネットワーク共同代表等を務めた。 アダム・スミス研究の第一人者 2023年02月05日 共同通信 英国の経済学者アダム・スミス研究の第一人者として知られる社会思想史学者で名古屋大名誉教授の水田洋(みずた・ひろし)さんが3日午後10時半、老衰のため名古屋市中区の病院で死去した。103歳。東京都出身。遺族によると葬儀は行わない。 名古屋大や名城大の教授を歴任。名古屋大では人文・社会科学(思想史)の分野の若手研究者を表彰する「水田賞」を創設、後進の育成にも務めた。日本学士院会員。
― 引用終り ― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年02月08日 16時00分06秒
コメント(0) | コメントを書く
[訃報、消息] カテゴリの最新記事
|
|