テーマ:新興宗教(4)
カテゴリ:訃報、消息
2023年11月15日、創価学会名誉会長の池田大作氏が、老衰のため、東京都内の自宅で死去した。95歳。訃報は11月18日に創価学会が発表した。 創価学会を日本最大規模の宗教団体に育て上げた最高指導者で、学会を支持母体とする公明党の創設を通じて政界にも大きな影響力を誇った。 葬儀は家族葬で行った。お別れの会を後日開催する。 少年時代に第2次世界大戦を経験した池田氏は1947年、日蓮正宗の信徒団体だった創価学会に19歳で入会。 1960年、第3代会長に就任。 海外布教も展開し1975年、創価学会インタナショナル(SGI)を結成。 1979年、学会の会長を退任し名誉会長となった。 「民間交流に重要な役割」 産経ニュース 2023年11月18日 中国メディアは18日、公明党の支持母体、創価学会の池田大作名誉会長が死去したと速報した。中国のインターネットメディア「澎湃新聞」は「中日両国の民間交流の推進に重要な役割を果たした」と伝えた。 ネットメディア「観察者網」は、池田氏が初代首相の周恩来や改革開放を進めた最高指導者の鄧小平と交流があったと紹介。過去に中国人民対外友好協会が池田氏を「中国人民の古き良き友人」と呼び、「中日関係の回復、改善、発展のために重要な貢献を行った」と評価したとも伝えた。 ー 引用終わり ー 久しく動静が伝えられることはなかったが、下記の記事を見ても故人の影響力の大きさが分かる。 公明・山口那津男代表 立党精神「永遠に守り抜いてまいります」 よろず~ニュース 2023年11月18日 21時9分 公明党の山口那津男代表(71)が18日、支持母体の創価学会名誉会長で党創立者の池田大作氏が95歳で死去したことを受け「創立者より、お示し頂いた『大衆とともに』との立党精神を変わらぬ原点として、これからも永遠に守り抜いてまいります」との談話を発表した。 山口氏は「突然のお知らせに驚くとともに、深い悲しみにたえません。謹んで哀悼の意を表します。池田名誉会長におかれましては、公明党の創立者として一貫して見守って頂き、深く感謝を申し上げます」としのんだ。 立憲民主党の泉健太代表(49)は、党を通じ「池田大作名誉会長は、長年にわたり創価学会において卓越した指導力を発揮され、日本の平和運動、福祉の推進、そして中国をはじめ世界各国との友好親善に力を尽くしてこられました」などとするコメントを発表した。 日本維新の会の馬場伸幸代表(58)も、党を通じ「池田大作氏は国内のみならず世界各国で平和の尊さを訴え、大きな功績を残されました。安らかにお眠りください」と悼んだ。 ー 引用終わり ー 創価学会、公明党の今後のかじ取りはどのようになされるのだろうか。
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最終更新日
2023年11月19日 06時00分10秒
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