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カテゴリ:院長の日々
昨日の夜は、地元八幡浜の行きつけの美味しいお寿司屋さんで御鮨を食べていました。本当は現在神戸で開催されている「日本臨床眼科学会」に行きたかったのですが、この半年くらい全国各地の眼科学会に行きまくって外来をお休みすることがあり、患者様から「せっかく頼りにしてるんだからもっと地元にいなさい。」とお叱りを受けることが多くあって、今回だけはちょっと我慢したのでした。
私の地元八幡浜は四国有数の漁港で、とにかく抜群にお魚の美味しい街です。激ウマでしかも値段もリーズナブルなお寿司屋さんがたくさんあるのですが、今日行ったのはその中でも私がトビっきりと思うお店でした。
料理は何も言わなくても職人肌の大将が「その時に一番うまい」と思うものを次から次へと出してくれます。
とろけるようなお刺身を食べていると大将が、
店内の水槽からハギを捕まえてそのままお刺身にしてくれます。
↑ また、この肝がふんわりと甘くとろけるほどクリーミーで異常なほどに美味しい。
↑ 塩サバも「何でこんなに脂が乗ってるんだろう?」と思うほど尋常じゃなくうまい。
パクパク食べていると、いつの間にか目の前にはお寿司が登場します。
↑ アナゴもでかくてパリッと香ばしく最高。
↑ 八幡浜では近くの大島というところでウニが採れてこれまた絶品です。
ふー、今日も大満足でした。何の気なしに店内の水槽を眺めていると、
たくさんのハギの下にお寿司で戴いたヒラメがいっぱい寝そべっています。良く見ると、
なぜか黒いヒラメが一匹だけいます。私が「なんでこの一匹だけ黒いんですか?」と質問すると、大将が、
「ヒラメは器用な魚で周りの色を見てすぐに安全な保護色に色を変えるんじゃけど、その子は目が見えんからまわりが黒いと思って黒くなっとるんや。」と教えてくれました。
私はその瞬間、「そうか、お魚にとっても目というのはこんなに大切なものなんだな。ましてや人間にとっては目はもっと大事なもの。これからも毎日、八幡浜の皆様の目の健康を守るために頑張らなきゃいけないな。」と痛感したのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.14 11:13:08
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