老後2,000万円問題について考える
普通のひとが普通に働いて迎えた老後に2,000万円必要だというなら、普通のひとの生涯年収の半分どころか1/3くらいかもしれない、退職金がない、年金が少ない、そしてお荷物がいる私はいくら準備しなくちゃいけないのかな…倍でも足りないかも…。ふとした時に考えてしまいます。しかし2,000万円だとしても…年収300万円横ばいの生涯年収は1億1,400万円で手取り換算だと9,120万円。まず2,000万円の貯蓄をするにも、手取りの2割ものお金が老後資金のための貯蓄ということになります。(普通預金の場合)月の手取り20万円のうち4万円以上も老後貯蓄に回さなければならなかったら残りは15万円と少し。家電など急な出費にむけた蓄えも加味しなければならないので、実際にはもっと少ないですね。無理です。だから投資してね、が新NISAなんだとは思うんですけど…。それにしたって低所得者は投資に回す種銭が少ない。十分な種銭がない場合は賭けに出るしかないわけで。結構大胆な資産バランスを見てふと不安に。複数ある口座の一つなので正確には全体で株式の比率が8割をこえています。こわっあたればいいけれど、1割や2割余裕で急落する可能性はあるし、元値を思えばもっとすごい損失があるかもしれない。でも、低所得者こそ勝負しなければ老後はない。まあどのみち投資で増やせなかったら、のたれ死ぬだけですからね。やらないでのたれ死ぬか、やって損失出してのたれ死ぬか、はたまたうまくいってどうにか慎ましやかな老後を迎えられるか。結果はまだまだ15年とか、へたしたら20年先の話。途中で死んじゃうかもしれませんし、優待で美味しいものを食べて、お金が許す分は楽しく遊んで生きていきたい。めちゃくちゃな幸運が降ってこないかな~。