カテゴリ:老後・寿命・葬儀
葬儀の連絡を受けた。 少々遠方で鉄道の駅より遠いところだったので、通夜や葬儀の日程を聞かずに、車で向かった。 葬儀には酒は付きものだから、列車で行くのがいいのだが、時間が遅くなり帰れなくなる恐れが大きいので、日程を聞かずに、行くだけ行って、線香を上げて、そのまま帰ってこようとしたのだ。 だが、予期せぬ事があった。 「お線香を上げさせて下さい」と申し出て、案内されたのは、榊が立てられた祭壇だったのだ。 神道式の葬儀だった。 60年と半年日本人をしてきたが、神道式の葬儀は初めてだった。 どうしていいのか分からなかった。 真似をしようにも、通夜式前で、手本になる人はいない。 「しきたりが分かりません」と白状した。 「どのようでも結構です」と言われたので、頭を下げて、手を合わせてきた。 葬儀の日程をしっかり聞いていれば、「神道式で執り行う」の案内があったのであろう。 考え直した出来事だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[老後・寿命・葬儀] カテゴリの最新記事
|
|