カテゴリ:俳句・写真・陶芸
案内のはがきから 新宿で、個人の写真展を見てきた。 東海道ウォークの関係者から案内をいただいたもので、 「東海道中床屋ぞめき」というタイトルの写真展だ。 「ぞめき」って、なんなの・・・という感じで、あまり行く気になれなかったのだが、 近くに所用があり、時間もあったので、足を向けた。 写真展を開いたのは、林朋彦さん。文藝春秋社写真資料部所属。 旧東海道にある、古くからの床屋の写真が並んでいた。 今風の理髪店でなく、床屋で、床屋と呼ぶのにふさわしい店ばかりだ。 古い床屋には、歴史があり、その店主の生活の一部が垣間見える。 捕らえどころのいい写真展だ。 ただ、「東海道中床屋ぞめき」という写真展のタイトルがいただけない。 おそらく、「東海道中膝栗毛」から、「東海道中床屋」としたのだろうが、「ぞめき」という怪しげな響きの日本語が分からない。 会場のパネル説明を読むと、落語の「二階ぞめき」から取ったとある。 「ぞめき」とは、遊郭をひやかしながら歩く人などを言い、この落語では、 遊郭好きの若旦那のために、家の二階に『吉原』を作って「ぞめき」をさせた、 というもの。 つまり、旧東海道にある床屋の写真を写してきて、 あたかも床屋が傍にあるような気になってみたい、 という趣旨から、「ぞめき」としたのだという。 タイトルを凝りすぎて、分かりづらくしてしまったようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おおお~!なるほど・・・「ぞめき」の意味が、分かりました~!なかなか、お写真展は、面白そうですねぇ~!郷愁を誘われる感じですねぇ~♪さすが、写真資料部所属の方ですねぇ~!アハハ、そのまま、資料になりそうです~!
(2014.09.09 08:50:27)
生活感を感じる写真は良いですね。やはりこうした古い物に生活感を感じやすいです。だからアンティークが好きです。人の努力も感じる。
(2014.09.09 17:28:53)
始めにととらさんの題を見た時、
「東海道床屋のぞき」と書くつもりで間違えたのかなと思いましたよ。 ごめんなさい、「ぞめき」って日本語があったんですね。 どうして使われなくなったのかなあ。 古くからの床屋さん、 何かの映画で見たことがあるような雰囲気です。 (2014.09.09 22:55:17)
わからんtin1951さん
>おおお~!なるほど・・・「ぞめき」の意味が、分かりました~!なかなか、お写真展は、面白そうですねぇ~!郷愁を誘われる感じですねぇ~♪さすが、写真資料部所属の方ですねぇ~!アハハ、そのまま、資料になりそうです~! ----- 古き良き時代の床屋、という感じですね。 今も営業しているので、行くこともできます・・・・って、ご婦人はね・・・・ (2014.09.10 09:35:27)
ゆみ4025さん
>この写真は床屋さんの写真なのですね。 > >ぞめきとはそういう意味なのですか。 > >ほんと、なぜ、ぞめきとつけたのでしょうね ----- ごとごた、ごみごみ、しているのが、昔の床屋ですね。 ぞめき・・・むずかしいですね。 (2014.09.10 09:36:45)
Pearunさん
>確かにのぞきってのは、あまり良い印象はもてないですね。 >写真は昔の床屋そのもので、古き良き時代を思い出させくくれますね。 > ----- 「のぞき」・・・でなく、ぞめき、なんです・・・・ 鏡一つをみても、いい感じですね~~ (2014.09.10 09:38:07)
t-nik0618さん
>生活感を感じる写真は良いですね。やはりこうした古い物に生活感を感じやすいです。だからアンティークが好きです。人の努力も感じる。 ----- 昔は、洗髪台が別にあったんですよね・・・・ この床屋の椅子・・・いかがですかぁ~~ (2014.09.10 09:39:56)
moririn65さん
>こんばんは。 >ふ~ん、ぞめきなる言葉は初めて知りました(ー_ー)!! > >もう、長年カーちゃん床屋なので最近の床屋風情は全く知りません。 ----- おお~~~愛妻床屋ですか・・・素晴らしい!! 我が家のさっちゃんに言ったら・・・なんと言うだろう?? (2014.09.10 09:41:10)
ニコ67さん
>始めにととらさんの題を見た時、 >「東海道床屋のぞき」と書くつもりで間違えたのかなと思いましたよ。 >ごめんなさい、「ぞめき」って日本語があったんですね。 >どうして使われなくなったのかなあ。 > >古くからの床屋さん、 >何かの映画で見たことがあるような雰囲気です。 > ----- 遊郭がなくなったので、ぞめきも死語になったのでしょうね。 寅さんの映画に出てきそうな床屋ですね。 (2014.09.10 09:42:36) |
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