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2014.11.04
カテゴリ：ホテル
 現在、東海道を月に一度のペースで歩いているのだが、 赤坂宿の大橋屋が廃業するというので、泊まりに行ってきた。 赤坂宿は、愛知県の豊川市にある旧宿場町。 東海道ウォークの現在地は、安倍川餅で有名な、静岡の安倍川なので、 大橋宿の廃業までにはたどり着けない、ということで、宿泊目的で先行したのだった。 大橋屋は、旅篭（はたご）と呼ぶのがふさわしい、というか、 旅篭としか言いようのない宿。 何回か増築した跡があるが、古くからの部分も現役で残されている。 画像は、二階から階下を写したもの。 お年寄りの経営者が、この階段を登って食事を運ぶのは難しい。 後継者もいないようで、廃業を決意したようだ。 いや、宿泊客の減少が廃業の第一要因だと思われる。 客が来るなら、従業員を雇って経営は続けられるが、客が来ない事には、 掃除も手入れもできなくなる。 すでに、食事は出せなくなっていて、我々は、食材と酒を持ち込んで、 台所を貸して貰って、夕食をしつらえた。 ちょっと食べ過ぎ、ちょっと飲み過ぎだった。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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