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テーマ:体当たり園芸(680)
カテゴリ:ジャノメエリカ
4月はエリカの挿し木に適した時期のようですので(最適期は6月),一昨年から失敗続きであったジャノメエリカの挿し木に先週末(2008/4/20)挑戦しました.
親株は今シーズン(作シーズン?)ほとんど花を付けず,挿し木には適した状態になっているみたいですしね.w 枝数も寄せ植えがバランス悪くなるくらい,たくさんありますし.ww 先ずは挿し穂に適していそうな『充実しつつあまり硬くなっていない枝』をいくつか切り取りました. たとえば↓. これを5cm程度になるよう剃刀の刃を使って穂の下部を斜めに綺麗に切り直しました. 次にハサミを使って下から2/3~1/2の葉を丁寧に切り取り差し穂の完成です. この穂をメネデールの100倍希釈液で30分ほど水揚げし,下部へルートンを軽くまぶした後,平鉢の駄温鉢に微塵を除いた鹿沼土を『種まき&発芽用培養土』に混ぜたものを入れて底面吸水でタップリ水を吸わせた挿し床へ,穂の下部を傷めないように細心の注意を払って挿していきました. メネデール ルートン この時,あらかじめ爪楊枝を使って穴をあけておいた部分に挿しています. 先ずは鉢の縁周辺部分に挿し,それでも穂が余ったので中央部分にも挿しました. これは鉢の縁部分の通気性が良いからです. 発根時,根が出る箇所の呼吸が盛んになっているそうで,新鮮な酸素を取り入れやすい状態の方が発根率の上昇が見込めるそうです. そんな訳でいつも使っているリポットではなく,駄温鉢を購入して使う事にしたのでした. ただし,更に通気性が良い素焼き鉢を使用した場合は,発根部周辺が乾きすぎて逆に良くないそうです. 挿した後は穂の切断面が乾かないように湿った土とシッカリ密着させ,優しく上部より水遣りしてほぼ完成. 最後に保温と保湿のために密閉挿しとする為,空気穴を開けたビニール袋を被せて完成っす! かつてないくらいあらゆる手を講じて行った挿し木なのだから,今度こそ何本か発根してもらいたいよぉ~. ------ ジャノメエリカの挿し木のその後の様子はこちら ガーデンシクラメンの寄せ植えのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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