園芸資材を購入しようと………
本日は所用があり(次女関係),年次有給休暇を取得いたしました.ここ数ヶ月,毎月1日(1回)は有給休暇を取得しております.それでも残り30日分もあるのですけど.w20日分は来年度に繰り越せるのですが,10日分は今年度も捨てる事になっちゃうんだろうなぁ~.それ以外にも積立休暇が45日分(既にMax状態)もあるというのに….まぁ~積立休暇は長期休暇が必要な病気にでもなら無い限りは使い道が有りませんけどね.wとりあえず合法的に会社を休んだ訳ですが,所用(実は会社から車で15分以下の範囲で2箇所&それぞれ小一時間程度の用時)が済んだ後は2軒のホームセンターへ.来月から本格化する園芸作業に必要な資材を買いたかったのです.2007年の12月までは車通勤しておりましたので,帰宅時にあちこちのホームセンターへ寄る事ができたのですが,今は電車通勤ですからねぇ~.わざわざ会社の近くのホームセンターへ行く機会なんてそうそう無いのです.家から近い位置にもホームセンター(コーナン)があるのですが,欲しい商品が置いていなかったりするのですよぉ~.そんな訳で最初に向かったのはロイヤルホームセンター・高槻西冠.ここでお目当てだったのはアイリスオオヤマの『木樽風プランター 500』だったのですが…. 木樽風プランター 500 ダークブラウン他のホームセンターでも小さなサイズ(木樽風プランター 420 以下)は取り扱っているのですが,このサイズは何故か見かけないのです(後ろの数値は商品の横幅(mm)を表しています).でかいと置き場所をとってしまって非効率だからでしょうか?まぁ~例外的にコーナンの高槻城西店には『木樽風プランター 600』が置いてありましたが(今も取り扱っているかは不明),それだと私が考えている用途には大き過ぎます.そんな訳で帰宅経路には無い店舗へ遠回りして行ったのですが,残念ながら商品が見当たりませんでした.なんでやねん!ちなみに以前店舗で見かけた商品価格は970円.アイリスオンラインで1,140円 (送料 630円:5,000円以上購入で無料),楽天市場(e-netshopガーデニングライフ)で980円 (送料 600円:5,250円以上購入で無料)なので,ネット通販よりも安く購入できると思ったのですけどねぇ….球根の寄せ植え(スイセン2種&原種系チューリップ2種)の木製鉢(コーナンで2005年の秋に購入した安物)の劣化が深刻であるため植え替えを考えているのですが,手持ちサイズの『木樽風プランター 420』(↓)だと小さすぎるのです.あ~ぁ,送料がかかるけど楽天市場で購入せざるを得ないかなぁ~.さて,失意のままに続いて向かったホームセンターはオージョイフル・茨木店.ただし先日(2009/3/1),株式会社オージョイフルはダイキ株式会社と合併し,ホームセンターオージョイフル各店舗はダイキ株式会社のホームセンターとなっています.しかし看板などの表示はオージョイフルのままでしたので,しばらくはそのままで営業を続けるのでしょう.ただ問題は今回の合併が『近畿圏でホームセンター事業を展開中の両社の合併で経営の効率化を図るため』ということ.まぁ~ごく当たり前の理由なのですが,そのせいで扱う商品が画一化されるのではないかと心配なのです.実はオージョイフルって農家向けの薬剤や資材を多く扱っているので(期間限定だったりしますけどw),とっても重宝していたのですよねぇ~.だからそれが無くなるのは非常に痛い訳でして….っと,いつもながら前振りが長くなってしまいましたが,ここで購入したかったのはバーグ堆肥である『バークミン』です.スミリン農産工業(株)の製品ですが,製造は田辺港輸入木材協同組合が行っています.バーク堆肥は『肥』という文字が入っているため『肥料』であると誤解されやすいですが,実際は腐葉土と同じく土壌改良資材に分類されます.腐葉土はメインの原料が『葉』,バーク堆肥はメインの原料が『樹皮』という違いはありますが,その効果は大差ありません(水分及び肥料養分の吸収保持力UP & 団粒化&土壌伝染性作物病害の発病抑制&必須微量元素の供給).いずれも『完熟品』を用いないと害が発生する特徴も同じです(『未完熟品』はC/N非が高く,その結果土壌の窒素欠乏を引き起こす:詳しくは『窒素飢餓』で検索してください).ただし『未完熟品』を用いた場合の害はバーク堆肥の方が大きいでしょう.樹皮にはタンニンやテルペン類などのポリフェノール系有機成分が多く含まれており,これらが植物の成長を阻害するのです.特にポリフェノール系有機成分を多く含む針葉樹の樹皮を材料に用いた場合は顕著となります.『バークミン』は『NPO法人日本バーク堆肥協会の品質認定証』つきの『完熟バーク堆肥』です.『NPO法人日本バーク堆肥協会の品質認定証』を得るには,以下の基準をクリアする必要があります. 有機物の含有率(乾物) : 70%以上 炭素率〔C/N比〕 : 35以下 陽イオン交換容量〔CEC〕(乾物) : 70me/100g以上 pH : 5.5~7.5 水分 : 60±5% 全窒素〔N〕(乾物) : 1.2%以上 全リン酸〔P2O5〕(乾物) : 0.5%以上 全カリ〔K2O〕(乾物) : 0.3%以上 (コマツナによる)幼植物試験の結果生育阻害その他異常を認めないとりあえずこの条件をクリアしていますので,土壌改良材として問題は無いでしょう.実際我が家の芝庭作成時に大量に土壌へ漉き込みましたが,芝を張った一年目は生育不良などの障害は起きませんでした.ちなみにこの商品,定価は40Lで600円ですが,小分けしたと思われるものをタキイ種苗でも扱っております.タキイネット通販でその価格を調べてみると….バークミン活性堆肥48L(8L×6組 5,700円)!おいおい,いくらなんでもボッタクリすぎだろぉ~.wこんなの買う人いるのか?さて肝心の商品ですが,残念ながら『NPO法人日本バーク堆肥協会の品質認定証』が無い違う商品に切り替わっていて….はぁ~.とりあえず,楽天市場に『NPO法人日本バーク堆肥協会の品質認定証』商品の『完熟堆バーク肥』である『サンヨーバーク』(40L)が950円で売っています (送料込). 本物志向 森で生まれ育った「バーク堆肥」 サンヨーバーク(40L)■広葉樹皮のみを厳選■■製造元は『山陽チップ工業株式会社』であり,現地で購入すればおそらく楽天市場価格の半額程度でしょうが,それでも送料込みである事を考えると安い物でしょう.今月&来月は別途楽天市場で購入予定の物がありますので,再来月以降に本商品を購入したいと思います.だって毎月,月末までの期間限定ポイントが付与されますからねぇ~.それに再来月(5月)は楽天市場11周年記念キャンペーンがあるでしょうし.w尚,バーク堆肥を購入するのは毎年行っている古土再生時に腐葉土の代わりに使用したいからです.だって腐葉土よりバーク堆肥の方が割安ですし,効果も長く続きます.しかも品質が保証された物が入手できるのです.こんなに良い事ずくめなら使わない方がおかしいでしょう.更にコガネムシの幼虫の発生率はバーク堆肥よりも腐葉土の方が高いと言う話もあります(信頼できる根拠データが見つからなかったので信頼性が低いですけどw).そうそう,オージョイフルでは結局バーグ堆肥を購入しなかったわけですが,もうひとつ購入したい物がありました.それは乱形石です.何に使うかはここ(クリックでリンク先が開きます)を見ていただければ判るかと.w下の写真のように手持ちが少ないので足りないと困ると思い,以前見かけたオージョイフルで購入しようと思ったのですが….なくなってるぅ~!どうやら危惧していた事が起こっていたようです.乱形ではない石ならどこのホームセンターにも売っているのですが,既に庭の一部で乱形石を使っている関係上,同じような物を用いないとバランスが悪くなってしまいます.ちゅー事で,なんとか手持ちの物で遣り繰りするしかなさそうです.だってこれもネットで買うと送料がねぇ~.結局そんなこんなで全くの無駄足に終わったHC巡りになってしまいました.風邪気味だったし,こんな事ならとっとと帰って昼寝でもしておけばよかったよぉ~!