新年明けましておめでとうございます。
いつもご訪問くださる皆さんにとっても素敵な一年でありますように♪
きょうは孫の奏くん一家がやって来ます。
早いもので今年は小学生になります。ピッカピッカの1年生です。(笑)
楽しい小学校生活をおくれるといいね。♪
さて元旦の音楽聴き始めはヨハン・シュトラウス2世の「こうもり」
カラヤンやクライバーの指揮など名盤が目白押しですが
今回はカール・ベームが指揮した映画版で音声は別セッション、
役者揃いの文字通りの楽しい喜歌劇「こうもり」です。
豪華な歌手たちの見事な演技と優れた歌唱は文句なしの素晴らしさ、
オルロフスキーにヘルデン・テノールで一世風靡した
ヴィントガッセンが出演、独特なキャラのオルロフスキーを演じている。
そして高貴な品格を漂わせるヤノヴィッツのロザリンデ、
間抜けな主人公を軽妙にに演じたヴェヒターのアイゼンシュタイン、
オペレッタで大活躍のホルムのチャーミングなアデーレ、
コミカルで芸達者なクンツの刑務所長など映像が別撮りとはいえ
皆さん名演技を披露しています。
それと演出のオットー・シェンク自身が語り手と酔っ払いの
看守フロッシュ役を楽しげに演じているのも見ものです。
指揮は堅物イメージのベーム爺さんですが
ウィーン・フィルを相手に楽しんでいるさまが目に浮かぶようで
オーケストラも流石にウィーンの本場の実力を遺憾なく発揮している。
録音も多少硬質の音色だが明快な分離の良さで未だに色褪せない名盤。
ヨハン・シュトラウス2世
喜歌劇『こうもり』全3幕
エバーハルト・ヴェヒター:(アイゼンシュタイン)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ:(ロザリンデ)
レナーテ・ホルム:(アデーレ)
エーリッヒ・クンツ:(刑務所長フランク)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン:(オルロフスキー侯爵)
ヴァルデマール・クメント:(歌手アルフレード)
ハインツ・ホレチェック:(ファルケ博士)
オットー・シェンク:(看守フロッシュ)
エーリッヒ・クッシャー:(弁護士ブリント)
シルヴィア・ラカン:(女優イーダ)
(合唱&バレエ)ウィーン国立歌劇場合唱団&バレエ団
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)カール・ベーム
(演出)オットー・シェンク
(制作)1972年
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