今朝のラッシュアワー・ミュージックは8月24日日曜夜に放送された日本のオーケストラ
演奏会から。
名古屋にある2つのプロ・オケのコンサートが紹介されましたが
名古屋フィル演奏会は次回のブログで
(マイケル・クリスティ指揮でブルックナーの交響曲第9番)
本日は武満 徹の作品で現代音楽分野で世界的にその名を知られるきっかけ
となった「ノヴェンバー・ステップス」
***************************************************************
オーケストラの夕べ
ー セントラル愛知交響楽団 演奏会 -
「フーガ ト短調 BWV578」 バッハ作曲、小塚憲二・編曲
(4分50秒)
(管弦楽)セントラル愛知交響楽団
(指揮)小松 長生
「ノヴェンバー・ステップス」 武満 徹・作曲
(19分10秒)
(琵琶)北川 鶴昇
(尺八)野村 峰山
(管弦楽)セントラル愛知交響楽団
(指揮)小松 長生
~愛知県芸術劇場コンサートホールで収録~
************************************************************
1967年、ニューヨーク・フィル125周年記念にバーンスタインにより依頼され
琵琶と尺八とオーケストラ構成のユニークな編成で同年11月、鶴田錦史&横山勝也
そして小澤征爾指揮ニューヨーク・フィルハーモニックにより初演された。
この日の琵琶&尺八は世代交代を経ての各奏者で演奏されたがソロ・パート
は例えば間のとり方など、初演のころと全く違和感のない演奏で
小松&セントラル愛知の好サポートとともに素晴らしい演奏となっている。
最初のフーガト短調の演奏も分厚い響きでゴージャスな仕上がりの演奏。
セントラル愛知交響楽団、最近の演奏を聴くと 腕をあげてきたな~と感じる。
在京オケも負けずに(気を抜かずに)頑張って欲しい。