ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」作品68
初めて聴いたのは中学時代、今でも親交のある同級生の家で。
今思えば恥ずかしい話、EPレコード(45回転)でリストの「前奏曲」を
聴いた後に彼がしばらく部屋を離れている間、
「田園」のLPレコード(33回転)を聴き始めたのですが
レコード・プレイヤー回転を45回転のまま第2楽章途中まで気づかずに
聴いていたという間抜けなエピソードがあります。(笑)
(ちなみにSPレコードは78回転/1分間)
今日のティーレマン指揮
ウィーン・フィルの演奏は
2010年11月にパリ・シャンゼリゼ劇場での実況録音で
弦楽器の内声部が鮮やかに表現されて聴いていて新発見も数多く、
さらにウィーン・フィルの弦に管楽器の美質が見事にブレンドされた
何度聴いても飽きないすばらしい演奏だと思う。
特に”雷と嵐”のあとに続く第5終楽章”嵐の後の喜びと感謝”に
こころ救われる気持ちになる。
混沌とした先の見えない今の日本の社会に
この「田園交響楽」のような希望と救いが感じられる日が
一日もはやく
やってくることを念じて。♪
いつもありがとうございます。