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テーマ:おすすめ映画(4069)
カテゴリ:アメリカ映画
2003年
監督:リドリー・スコット ロイは詐欺師。相棒のフランクと騙し取ったお金で良い生活をしている。ただ彼は極度の潔癖症で広場恐怖症。ある日、昔別れた妻との間に出来た娘アンジェラと会う事になる。はじめは娘の扱いにどうしていいかわからないロイだが、次第に彼女と父娘の絆を感じるようになる。 絨毯についたちょっとのシミも気になり、ドアを開け閉めする時は必ず1,2,3と3回少し開いてからじゃないときちんと開けれない。ブラインドを開けるときも然り。常用している薬がなくなるとパニックに陥り発作も起きてくるような気の毒な詐欺師。こんな感じでよく人を騙す仕事がやってられるな、と思う。 しかしこのロイ役ニコラス・ケイジがやはり巧い。 彼のちょっと笑えるような仕草からコメディかと思いきや、娘に会って親しくなっていくあたりからちょっと感じが変わってくる。 そしてまさかの大ドンデン返し。「そう来たかー」思わぬ展開に驚き、切なくなる。 でも最後のシーンでホッとするのだ。 アンジェラをひどいと思いつつも、彼女と出会わなかったらラストのシーンには遭遇する事は出来なかったかもしれない。それを考えると結局良かったのか。 アンジェラ役のアリソン・ローマン。ここでは14歳の役だ。『ホワイトオランダー』でもティーンエージャーの役でとても良い子役だと思っていたのだが、実際は二十歳過ぎてるって!? しっかり10代に見えてしまって驚きだ。 サスペンスというよりは、ケイジとアリソンの両俳優の名演のヒューマンドラマという感じもした。 面白かったです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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