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カテゴリ:アメリカ映画
≪自分の顔が凶悪犯と入れ替わったら…≫
ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの二代スターを揃えて、ジョン・ウー監督が大アクションを展開します。 FBI捜査官のアーチャ-は幼い息子を凶悪テロリスト、キャスター・トロイに殺された。それ以来ずうっと彼を追ってきたが、激しい銃撃戦の末やっと逮捕する。しかし、キャスターは逮捕前にロサンゼルスを壊滅させるほどの威力を持つ細菌兵器爆弾をしかけていた。キャスターは昏睡状態に陥り、同じく逮捕された弟のポラックスは兄にしか心を開こうとしない。そこでアーチャ-に最新の手術でキャスターの顔を皮膚移植してキャスターになりすまし、刑務所に入りこみポラックスに接近して爆弾の設置場所を聞き出すと言う極秘指令が下る。 やっとポラックスから爆弾の場所を聞き出したその頃、昏睡状態だったキャスターが目覚め自分の顔がないことに気付く。保存してあったアーチャ-の顔を見つけて医師を誘拐しその顔を自分に移植させ、今度はキャスターがアーチャ-になりすましてしまう。 荒唐無稽とも思える発想で、どう見ても骨格が違うし体格も違う二人をどうやって入れ替えさせるのか。ツッコミどころは多々あるのですが、その発想がユニークだし今後こんな事も起こり得るほど科学も進んでいるのかも。 見所はド派手なアクションシーンなのでしょうけど、敵も見方も殺しすぎです。まあそれはさておいて、トラボルタとニコラスが二人とも善と悪を演じるのですが、これは性格や立場の違う人物を一つの作品の中で使い分ける難しい役どころでしょう。と同時においしい仕事かもしれませんが。 二人とも善悪を見事に演じています。特にニコラスは善と悪がもうはっきり演じわけててさすがだと思います。前にも書いたかもしれませんが、決して顔は好みじゃないけど言い俳優さんだと思います。 トラボルタももちろんそうなのですが、彼の場合は悪人顔なのかなあ、キャスターになってた時の方がしっくりいっていたような気がします。でも、アーチャ-になりすましているキャスターが、妻や娘の前でなかなか自分の意のままにならずちょっぴりアタフタする様子には、悪人にも少しは人間らしい心がありそうだとちょっと笑ってしまいました。 最後元のアーチャ-に戻る時は、どうせならお腹についたいっぱいの脂肪は叉つけなくても良かったのに…。いらぬ世話でしょうね。 なかなか見応えのある面白い作品でした。 FACE/OFF 1997年 監督:ジョン・ウー 脚本:マイク・ワーブ、マイケル・コラ-リー 出演:ジョン・トラボルタ、ニコラス・ケイジ、ジョアン・アレン、アレッサンドロ・ニボーラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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