|
カテゴリ:It's America?!
2月半ばにD.C.エリアに引っ越すに辺り、私には密かな野望がありました。それは連邦最高裁の弁論を傍聴することだったんです。というのは、もう、初めて知ったときにびっくらしてしまったのですが、アメリカの連邦最高裁判所判事は、季節労働者なのでございまして、1年のうち、10月から翌年の6月くらいまでしか、最高裁は開廷してません。判決なんかもその間にしか出ないし。しかも、開廷期間のうち、いわゆる公判というか弁論というか、法廷で各当事者が自らの主張を展開するOral Argumentが行われるのは1ヶ月に2週の月・火・水だかでしかも4月くらいまでなのです。私がD.C.エリアに越してきたときは、丁度、Oral Argumentがあるシーズンにあたっていたから、こんな機会はそうそうないし、傍聴に行こうと目論んでいたのに、いたのにぃ・・・・。ぐすぐす。
今日、あ、そろそろやばい、と思って、連邦最高裁のカレンダー確認したら、Oral Argumentは、なんと先週で終わってましたよ~(えーん!!)。なんで、「先週」終わってた、なんて時期に気がつくんだ! どうせなら、3週間後に気づいたとかだったら、もう素直に諦めもつくものを、「先週」じゃ、泣くに泣けませんよ(ぐすぐす)。って、もしかして、「昨日」が最終日だったというのよりマシだと思うべきなのか?って、そもそも、最終日の1日前に気づけばいいものを、という発想が出てこない辺りが終わってるし。 いや、3月くらいに、一度、「いつも、終わった後に気づいたりするんだからたまには早めに行った方がいいし」(一応、自分の性格を把握はしているあたり)と思って、予定を立てようとしたことはあったんです。そのときに、最終日をきちんと確認しとけっちゅうに。でも、Oral Argumentなかなか傍聴できないから、朝早くから行って並ばなきゃいけない、とかって話で、朝起きが苦手な私にはつらくて、まあ、今週はいいかと思っちゃったのが、もう大失敗だったです。あーうー。 日本の書類中心の裁判と違って、口頭で丁々発止のやりとりがされるという話だったのになー。こんな時期にD.C.エリアにのんびり滞在なんてことはもうないかもしれないですけど・・・あー、もう、時間は逆に戻らないんだからしゃーねーや(って、時間が逆に戻るんだったら、やりたいことはもっとあるしな)(←気分的にやさぐれているので、言葉遣いも投げやりになってますが)。 まぁ、合衆国は情報公開が進んでいて、最高裁の著名事件のOral Argumentがビデオだか録音だかで聞けるという話だから、それでも探しますかね・・・(って、探してみたんだけど、それらしき記録がみつからない・・・一体どこにあるんだ? 何だか、パラノ傾向のある私のことだから、当分、ムキになって探していそうな嫌な予感がしますが。しかも、なんかオンラインで閲覧(傍聴?)可能とかって聞いたような気がするんだよなぁ。もし、オンライン可能なんだったりしたら、日本からだってアクセスできるわけで、アメリカにいてできることってもんでもなくなっちゃうんだけど)。 あーもう、憲法記念日の日に最高裁の傍聴をしそこなったのに気づくってのも、できすぎて結構悲しいです(って、そんなにショックを受けるくらいなら、きちんと調べておけというのに・・・。いや、そんな用意周到な人間だったら、こんなことにはなってないんですよー)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[It's America?!] カテゴリの最新記事
|