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カテゴリ:中国人材育成・研修で感じたこと
発覚した問題を指摘したときの
決まり文句。 本当じゃなかったらどうしてくれるんですか? こんな疑いをかけられた心の傷はどうしてくれますか? 面倒ですよね、開き直られると。 「日本人なら潔く謝るのに…」 な~んて、また思っちゃいそうになったのですが、 ふと、ある記憶が。 内緒でバイクに乗っているのを目撃され、 学校で叱られているときの生徒のセリフ。 「あのバイクに乗ってたのが、俺っていう証拠はあるんッスか? 本当じゃなかったらどうしてくれますか? それを言った奴は誰ッスか?名前を教えてください! そいつにもう一回聞いたときに、 『実は間違いでした』と言ったらどうしますか? こんな疑いをかけられた俺の心の傷はどうしてくれますか?」 このような問題行動に対する処置は、当然行います。 家庭謹慎など、です。 でも、同時に、その罰だけではなく、 どうしてこんな問題行動が出てしまったのか、 本人と話をすることを中心に、家庭環境や生活リズム、 人間関係を調べるなどして、その後の対処をしていきます。 やはり、ただ、罰を与えただけでは、 また繰り返されることが多かった気がします。 ふと、運営コンサルタントである 師匠の言葉を思い出しました。 「日本と中国って、会社内で、問題が起こると、 すぐに、犯人探しになりがち。 その点は、アメリカって、くやしいけどスゴイ。 仕組みやシステムの改善に目が行くから」 この言葉が、 あるベテラン先生の言葉とダブります。 「家庭の問題って、弱い存在である 子供に一番出るんだよ。 それを知っちゃうと、単純に 子供に怒鳴って叱ることができなくなってさ…」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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