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カテゴリ:中国人材育成・研修で感じたこと
「それは日本人のやり方であって、
中国人は、それでは納得しません」 という話を中国人からよく聞きます。 でも、実は、よく観察してみると、 「中国式」なんてこととは程遠く、 ただ単にその人の感覚・経験だったりする ことが、しばしば。 別の中国人、別の中国の会社を見てみると、 やり方は様々。「中国式」なんてものが、 あるのかどうかさえ、よくわからなくなります。 適当に言ってて、しょーがねーなー なんて、あきれていたのですが、 ふと自分の言った言葉が、引っかかりました。 「日本のやり方って、こうなんだよ」 これって、違いますよね(汗)。 「日本のやり方」じゃない(冷や汗)。 「自分が日本で見てきたやり方」です。 自分が、なんとなく日本っぽいな、と 思っているやり方であるだけで。 店舗の運営管理の方法を実践しながら勉強していく中で いろんな方法があることがわかりました。 そして、 「日本式管理」 「中国式管理」 という議論が、いかにアバウトな議論であるか、も。 そして、そして、 それ以前の問題として、 「○○式」と呼べるくらい、方法論を確立している人、 もしくは会社がどれだけあるのか? 私自身が、そうでしたが、 かなり感覚的に、「これが日本式だ!」と 思っていることが多い。 ちゃんとした方法論があって、 初めて、検証ができる。 しっかりとしたマニュアル&教育制度を持つ ディズニーランドが日本でトレーニングし始めたとき、 日本人が、かなりブーブー言っていた という話を聞いて、妙に納得してしまいました。 考えてみれば、日本は現場で「見て盗め!」 というような教育をしてきたんですもんね。 きっと、 「そんな米国流は、日本人に合わない!(怒)」 って、言ってたんでしょうね(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月26日 16時43分47秒
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