名古屋B食倶楽部

いつもの魚魚丸で、いつものように卵焼きを注文

前前から考えていたんですが、大根おろしと醤油で卵焼きが食べたい。

山葵は自由に取り放題ですが、大根おろしはメニュウに載っていない。

意を決して、「すみません、卵焼きに大根おろしを付けたいんですが、料金払いますから、大根おろしを貰えないですか？」と、丁度、目の前にいた、名札の黒いラインに「料理長」と書かれたおじさんに頼んでみた。

応えは、「やってません」の一言

まあ、忙しいし、考えるのが面倒なんだろうな。と諦めました。

そしたら、隣に居た、体格の良いおばさんが、「卵焼きに使うだけ？」と聞いてきた。

「はい、ちょっと、卵焼きを大根おろしと醤油でたべたいなって思って・・・。」

１８０円の赤いお皿に、ひとつまみ分の大根おろしを乗せて渡してくれた

しかも、皿ごと貰おうとした、「皿は返してね、置いとくと会計されるから」って

名札には、緑のラインがひかれ、元アスリートと書かれていた

名前を確認したかったが、読み取れなかったのが残念。

奥さんと半分っこして、ありがたく頂きました

次回、また、お願いして断られても、おじさん、当たり前ですけど、文句は言いませんよ

でも、マニュアルじゃないんだよな～～～。

そんな事は、みんな知ってるけどね。

東浦イオンの魚魚丸には、サービスの神様が現れることが有ります

おじさんが主宰してる勉強会の忘年会を、毎年、福臨門でしているので、その打ち合わせに行きました

ミッドランドの福臨門は、今年いっぱいで、ビルから追い出されてしまいます。

だから、最後の忘年会

なんでも、トヨタのえら～い人が、「わしは、福臨門より、富麗華が食べたい。」と、つぶやいたせいだとか・・・

さすがトヨタです。

車の神様の声には、誰も逆らえない

店子の変更なんて、契約期限が来れば、当然できます。

点心セットを食べながら、コレが最後と思い・・・

折角だから、フカヒレスープを追加注文

すっげ～～～、太っ腹

旨いです

芳醇なスープが・・・

このスープを残してはいけません

最後の炒飯にかけようと思います。

スタッフさんが、点心を持ってくるたびに、この残ったスープを下げようとします。

「お下げしてよろしいですか？」

「いかんいかんて～、食べたことがないフカヒレのスープの残りだで、さげんといて。もったいないで、最後の焼き飯にかけて食うで。」

と言う会話を、三回繰り返しました

どのスタッフも、ニコッと笑って下がっていきます。

・・・が、三人目のおねえさんは、すぐ戻って来て・・・

「冷めないよう蓋をしておきますね。」とカバーを持って来てくれました

残りわずかな、食べ残しのスープの為に

ここの長粒米の、ぱらぱら炒飯、噛みしめるとじわ～～～っと滋味があふれだし、おじさん、好きなんです。

スープを加えて・・・

噛みしめてじゅわ～～～とあふれだすのは、いつもの旨さだけではなかったです

車の神様が君臨するビルから、サービスの神様が一人去ります