皆様に感謝を込めて
我が家の愛猫の死に際して、たくさんの方から温かいお言葉を頂きました。「うちの猫を思い出して号泣しました」「ブログを読んで家族みんなで泣きました」などなど・・・この活動を続けていると悲しいこと、大変なこともたくさんありますがそれ以上に私達と同じ様に動物を想う気持ちの皆様に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。私は元気です。2~3日泣いて、もう大丈夫です。本当にありがとうございます。 今日は以前からレポートしたいと思っていた場所に行きましたのでご報告したいと思います。ペットが死ぬと皆さんも同じことを考えますよね、葬儀は?火葬は?幾ら位掛かるの?等々・・・会にも私にもよくお問い合わせの電話があります。 お庭などに埋めている方も多いと思いますが都会では人間並みの設備を備えたペット葬儀場もたくさんあるようですね。 宮崎県内の場合、県北や県南にペット霊園や移動火葬車の会社もありますが宮崎市内にはありません(たぶん・・・)宮崎市、近郊の市町村の方は今テレビ新聞ニュースで話題の「エコクリーンプラザみやざき」が利用できます。【エコクリーンプラザみやざき 山の中にある巨大な施設です】 火葬についてお問い合わせの方に「エコクリーンプラザ」を案内すると「ゴミと一緒に燃やすんですか!」と驚かれますがご心配なく、そんなことはありません。受付で手数料を払い案内された通り進むと、巨大な建物の1番裏手に「動物専用炉」があります。手数料は収骨をしないとき2,625円(税込)、収骨を希望するとき3,675円(税込)です。ペツト葬祭にお願いすると火葬だけでも1万~2万円掛かりますから、かなりの格安料金です。会の保護犬や保護猫が死んだときには、いつも「収骨なし」で、ここまではよく利用していました。「収骨なし」の場合は、エコクリーンプラザでまとめて自然に帰すことになります。 今回は、収骨をお願いしました。通常は翌日遺骨の引取りとなりますが、私は金曜日の夕方にお願いした為に収骨は月曜日です。部屋に案内されると、祭壇の前にきちんと名札の書いた遺骨があります。この手数料で、ここまできちんとされていて、ちょっぴり感動です。世の中には「悪質ペット葬祭屋」もたくさんあるようですからね。職員さんは「ごゆっくりどうぞ」と言い残し、部屋には私ひとりになりました。 遺骨を拾う御箸と遺灰を集める為のミニ箒も用意されています。遺骨を納める骨壷だけは自分で準備が必要です。「残った遺灰は自然に帰しますから」と言われましたがやっぱりきれいに集めて全部我が家に持ち帰りたいと思いました。 以上、「エコクリーンプラザみやざき」のレポートでした。調整池破損は頭の痛い大変な問題ですが動物の火葬に関しては、心のこもった職員さんの対応で安心して利用することが出来ます。 我が家に帰って・・・、リビングの棚にある祭壇、この天使の像も会で知り合った美術家の先生が作ってプレゼントしてくださいました。隣は、2001年の七夕に私の不注意で、僅か1才で事故死してしまった愛猫です。今回14才で亡くなった猫に関しては不思議と少しの後悔もありません。愛情も治療も、してあげれる事はすべて出来たと思っています。でも、1才で亡くしてしまったこの仔に関しては、やはり今でも悔やみ続けています。ごめんね・・・。7年経ってもまだ遺骨を自然に帰すことも出来ません。 でも悲しんでいる暇はないんですよ。今日も車のエンジンルームに入り込んでしまった仔猫を保護しました。毎年、1匹はこのパターンに出くわします・・・。無事に救出した時には一安心ですが残念ながらダメな時にはプロにお任せします・・・。エンジンルームに仔猫・・・、JAFも自動車修理工場もこの出動、実は多いんですよ。今日のこの仔は、エンジンの掛かった車から無事に救出しました。幸いにも入り込んだ車の持ち主の会社が親切で優しい方々でしたので引き取る際には、社員の皆様からカンパを戴きました。強運の仔猫ちゃんです。君はどうした縁で、私の元にきたの?これから・・・幸せになろうね。