テーマ:日帰り温泉あれこれ(1004)
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きょうの層雲峡は昨日とは打って変わり、抜けるような晴天ばれだった。そのせいか、露天風呂の湯も熱めで、長湯ができないほどであった。芝居小屋の銀河の間へ行く途中、階段を下りていると、座員の松原ちどりに会った。彼女も志賀加津雄と同様、脇を固める個性派役者であり、いつも人情物の見事な演技を見せてくれる。劇団大和は、子役の大和かなめの演技をしても、座員のレベルが高いと感心する。
今日の演目は、「時雨の半次郎」だった。これも二度目の観劇であるが、決して飽きさせるものではなかった。生き別れになったまま長い歳月を過ごした親子が、腕にある小判型のアザを目印に、再会を果たすという内容だった。時代劇では、お役人のことを、目明かしとか十手持ちと表現するのも面白かった。 後半の「華の舞踊ショー」では、女形の舞台衣装で着飾った、若城八千代の華麗な立ち振る舞いに、すっかり酔いしれてしまった。そして、城愛華の近未来的な、まるでサイボーグのような仮面を着けた振り付けにも心を奪われてしまった。彼女の演技には、まだ十五歳という小悪魔的な魅力も感じさせた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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