ビッグイシュー
『BIG ISSUE』という雑誌をご存じでしょうか?去年の暮れに、ニュースでチラっと見たコトがあって、出逢ったら、買ってみようと思っていた雑誌なんですが、やっと購入できました。 この雑誌は“ホームレスの人しか売り手になれない.ホームレスの人たちの救済(チャリティ)ではなく彼らの仕事をつくることにあります。”という雑誌で、定価200円、内110円が販売員の収入になるシステム。 何らかの事情で働けなくなったにしろ、五体満足なのにただ座って施しを待っていたり、アルミや新聞紙を、くすねたりしている人にまで、自分で働いたお金を分けてあげるほど、優しく無い私でも、人込みの中、大きな声を張り上げてガンバっている人には、200円分くらいの優しさを分けてあげられる。たかが200円、されど200円。塵も積もれば山と成るし、買った私も200円で、少しイイ事した小さな幸せ気分になれる。「頑張って下さいね」と、お金を渡したら、とても嬉しそうに「ありがとうございます!」と、丁寧なお辞儀をしてくれた。自分の子供でも可笑しく無いような歳の私に。お客様なのだから、当たり前かも知れない。でも、世の中の冷たい風邪にさらされて、不景気の余波を正面からくらって、それでも、待っているだけじゃなく、自分の力で生きて行く努力をしている人達です。とても感慨深いものがありました。 雑誌の中身については、また明日。