そね家ブログ

大雪の影響でジャンプは一部で発売が遅れるとのことで、当然この辺りも「一部」に入り、明日（というか日付変わったから今日）に延期。
ジャンプ、読めませんでした。

というか、関東はそんなエラいことになってるんだ･･･！
先週の金曜がピークと聞いていたから、もう収まっていると思ってたのに･･･。
ジャンプが読めるとか読めないとか、それどころじゃないっての。




そういうわけで、ジャンプ感想は後ほどになりますが、今最も続きが気になる『暗殺教室』について少しだけ。

個人的見解なので隠します。
腐女子はありませんが偏見はあります。
パスな方は反転なさいませんよう。




〈よろしければ反転どうぞです〉


「親の期待に応えたい」とＡ組入りを決めた竹林君に理事長の罠が･･･と、前回はここまで。
きっとＥ組を更に貶めるような文を読まされることになるんだろうな。
最後は「読まない」選択をしてくれるのかな、と期待せずにはいられないけど。

いつもおたんこなすな理事長ですが･･･竹林君の例といい神崎さんの例といい渚君の例といい、もしかして一番悪いのは理事長ではなく、それぞれの親なのかな、と気になり始めました。


「勉強が出来なければ認めてくれない」竹林君の親。
「良い学歴、良い職業･･･良い肩書きばかり求める」神崎さんの父親と、賛同してるのか黙認してるのか、少なくとも庇ってはいなさそうな母親。
「機嫌を損ねなければ優しい」･･･じゃあ「機嫌を損ねたらどうなるの？」な渚君の母親と、そんな母親と息子を一緒にして「逃げた形に」なったらしい父親。


最初っから、Ｅ組の子供たちの扱いについて保護者がどう思ってるのかについての描写が一切ないのが引っ掛かっていた。

一応、椚ヶ丘中学入学の際に「特別強化クラス」について本人も保護者も了解しなければいけない制度になっているようなので、口出ししたら即退学とか規則があるのかもしれないけど･･･少なくとも「心配している」描写くらいあってもいいんじゃなかろうか。
「Ｅ組に落とされて酷い目に遭ってない？」って親に訊かれて、Ｅ組のみんなはいい子なので心配かけまいと「大丈夫だよ」と答えていたり、「いくら規則だって酷過ぎるんじゃない？」と怒る親を「楽しくやってるから」と宥めるシーンの一つくらいあっても良さそうなものなのに。

そもそも、こんなイカれた制度を事前に了承して入学させること自体、私にはわからん。
「ウチの子は賢いからＥ組に落ちる筈ない」と信じてるってこと？
それは、信じてるというより自分の都合のいいように解釈してるだけなんじゃ。
万に一つでも落とされる可能性がある限り、こんな学校入れたくないと思うのが普通なんじゃ、と思う私の方がおかしいのかな。（てかウチの場合可能性あるからな^^;）
ここまで酷い扱いを受けるとは思ってないのかもしれないけど、偏差値の高さにつられて他は目を瞑ってるようにしか見えない。


あとどうしても、渚君をはじめとした皆がいい子過ぎるのが引っ掛かる。
カルマ君はいわゆる「いい子」とは違うかもだけど、この子はこの子で、この冷めた感じやどこか諦めてる風なのが気になるし。

いい子過ぎる子供には二通りあるように思う。（勿論私の個人的な考え）

一つは、親の愛情（過保護ではない）を一身に受け、愛されていることを言葉ではなく肌で確実に感じとって、自己肯定や他者への思い遣りを自然に身につけていい子になったパターン。当然こちらは問題ない。

もう一つは「いい子にならざるを得なかった」パターン。色んな意味で危険。
渚君は典型的なこのタイプに見えるんだが。

ブリーチの織姫ちゃんはいつも笑顔の並はずれていい子だけど、これは親から酷い虐待を受け続け、泣けば泣くほど親を苛つかせて虐待がますますエスカレートするから、無理にでも笑わなくてはいけなくて、それがいつしか癖になって、笑顔でしかいられない娘になった。
それに似てる気がする。


神崎さんの親は厳しくて、「良い肩書き」に価値を見い出すタイプのよう。
カルマ君の両親は海外にしょっちゅう行ってて放任っぽいけど、愛情ある放任なのかホンモノの放任なのかどうかは不明。
磯貝君の家は「貧乏」とだけしか描かれてないので、愛情については不明。

他の子の家庭環境は今のところ不明だけど･･･もしかしたら、多くの親がＥ組に落ちた時点で「見捨てた」とも考えられる。嫌～～な話だけど。


まさか、理事長は実はいい奴で、サイテーな親から子供たちを護ろうとしている･･･なーんてことは無いとは思うけど、ちょっと色々わからなくなってきました。



親がほとんど出てこない漫画なんていっぱいある。
『おおきく振りかぶって』の親の出番の多さの方が珍しいんだろうけど、どうも最近「親」の描写が気になって仕方ない。
自分だってエラそうに言えるような親じゃないし、あまりつつくと藪蛇になりかねないけど、考える程に怖くなって。





時間もなくなってきたのでこの辺で。
もうすぐジャンプが、『暗殺教室』が読めることだし、読んでからまた改めて考えることと致しましょう。


ちょっとウダウダ書いてしまいました。





しまった。日曜日『サザエさん』見損った･･･。
茶風林さん版波平さんが見たかったのに。