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テーマ:今日聴いた音楽(74165)
カテゴリ:演劇・ミュージカル
かなり久しぶりに和央ようかさん・花總まりさん出演のミュージカル「ドラキュラ」をDVDで観た。
日本初演を(2011年8月20日〜9月11日まで東京国際フォーラムCで24回公演)収録したもの。 この作品は東京で2回、大阪で2回観劇しました。 もう13年も前だけどこの作品はいろいろと印象に強く残っている。 舞台装置の素晴らしさ、ライティングの美しさ、そしてキャストの熱演。 世界で女性が初めてドラキュラ伯爵を演じた事も特筆すべき事だし、 東宝ミュージカルでは作られないと思う殺伐した部分や空気感が新鮮だった。 和央ようかさんの立ち姿の格好良さと、いろんなドラキュラを観て来たけど、そのどれにもない 特別な世界観で魅力的でした。 冒頭部分の400歳のままのドラキュラは不気味で寒々しい。 若い血を吸って蘇ってからのギャップも凄い。 難解な楽曲を女性が朗々と歌い上げるのは素晴らしい! 花總まりさんはこの時、やっと本格的に舞台に戻ってきてくれた感が強く、 毎回、凄く感動して観てたのを思い出す。 この作品の前にミュージカル「ディートリッヒ 」でエディット・ピアフ役を演じましたか あの時は出番も少なくてミュージカルに4年間出てなかったリハビリ期間のようにも思えた。 それでも舞台に立ってくれるだけで満足していたのを思い出す。 今ではミュージカルに引っ張りだこです。 もうすぐ、ストレートプレイで花總まりさんを観に行くことができます。 楽しみにしてる作品です。 (エリザベートのドクトルゼイブルガーの場面を思い出させる構図^^;) レンフィールド役の小野田龍之介さんの存在がやはり今でも強烈で鮮明に思い出す。 牢獄の中の冷たく不気味な空間で蜘蛛やハエやネズミと暮らしている。 芝居も歌声も素晴らしかった。 この作品では様々なイリュージョンが使われていて400歳時代のドラキュラがテーブルの間をすり抜けるように歩く場面は何度DVDで観てもどうなってるのか不思議すぎる。 ヴァン・ヘルシング役の鈴木綜馬さん。この役、凄くハマってた。 ルーシー役の安倍なつみさんも熱演でした。 エクソシストのリーガンとカラス神父とメリン神父の三人がリーガンの部屋で悪魔払いしてるかの ように思える。 ラストシーンも美しくトートとエリザベートが昇天するかのような場面。 楽曲はフランク・ワイルドホーンです。 この作品でのフランク・ワイルドホーンの音楽は凄く好きでした。 和央ようかさんのために追加して作った新曲も素晴らしい曲だった。 この作品は宝塚歌劇で上演すれば、宝塚歌劇の幅がまたひとつ広がると思う。 役も多いし、エリザベートのトートダンサーのような存在も3人あるし、 トップ男役はドラキュラでトップ娘役はミーナ・マレー。 2番手〜4番手まで男役はバッチリ良い役が揃ってるし、 個性的で芝居が上手い男役にはレンフィールド役、組長か専科からヴァン・ヘルシン役。 トップ娘役候補にはルーシー役がある。 ドラキュラ側近のヴァンパイア役は3人じゃなくても増やすことも可能。 もし宝塚歌劇がこの作品を上演するならかなりな冒険作になると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月12日 09時23分36秒
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