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DYSON DC12の基板を自分で修理してみました。


タイトルの通り、DC12は以前の記事のDC12plus同様に、電源が入らない 動いても数秒で止まる 弱でしか動かない、強にすると止まる等の持病ともいえる故障が多いようです。
DYSON DC08 DC12 DC22 DC26 DC35 DC36 DC46 DC48 DC45 DC62

今回はオリジナルの初代DC12の基板修理になりますが、症状はDC12プラスとほぼ同じで、まるで不具合までマイナーチェンジ版のDC12plusに引き継がれた感じですね(笑)

友人がダイソンを試したいと言うので、自分のDC12plusを貸したら「これは、良い!俺も欲しい!」と言い出したので、ジャンク買ってこれば修理するよと言ったら持ってきたのがDC12。

買うならDC12plusだよと散々言ったんですが、友人は色が違うだけで同じと思ったらしく、DC12plusより安価なのでDC12を3台買ったようです・・・。

ちなみに自分が触ったDC12は、この友人が購入した3台だけですが、3台とも若干症状は違いましたが、3台とも内部基板の同じ部品の不具合でしたのでDC12plusと比べてデータは少ないですが、ネットの故障事例の多さからして同じ部品の不具合が多いのではと想像します。

取り敢えず、DC12の分解です。
IMG_2062.JPG

道具も手順もほぼDC12plusと同じで分解は難しくないです。

ちなみに何故買うなら絶対にDC12plusにしろと言った理由は、材質が違うからです。

一見、DC12とDC12plusは色が違うだけに見えますが、最大の違いはplusはプラスチックの材料が割れにくい物に変更されています。
DC12は掃除機のヘッドや本体が強い衝撃で割れやすいので、マイナーチェンジ版のDC12plusはカラフルな色をやめてガンメタリック主体の色になりましたが、地味になった代わりに衝撃で割れにくいプラスチックになっています。
もう一つ、大きな変更点は排気が真後ろだったのが、DC12plusは方向は同じく後ろですがやや上方に排気され、DC12で不評だったホコリの巻き上げが断然少なくなっています。
後は、排気角度の変更か若干音も静かになっているようです。

モーターケースの中に基板が入ってます。
IMG_2057.JPG

写真の真ん中辺りのがモーターケースに入ってる基板です。
上のDC12plusと比べるとグレーの部分も若干色が違うので材質が変更されている部分はかなり多いんでしょうね。

内部基板を見てみます。
IMG_2058.JPG

DC12plusと基板サイズは同じですが、実装されている電子パーツとプリントパターンが若干違います。

見ただけで熱で不具合を起こした部品がわかりましたので、故障した電子パーツをネット通販で取り寄せました。
ちなみに取り寄せた部品は元々付いていた部品の容量不足も懸念されたので倍の容量の電子パーツにしました。
電子パーツは一個約100円でした。

DC12plusは熱で不具合を起こす回路を一つの部品にまとめていますが、DC12は昔ながらの電気回路の構成になっていますので、不具合を起こすパーツが複数装着されていますが、今回は不具合を起こしたラインと同じラインの2個を交換しました。

熱で壊れた電子部品を半田ゴテを使って交換します。
IMG_2059.JPG

本来は不具合を起こしたパーツと同じ物を全て交換してしまった方が良いのかもですが、基板上に密接して他のパーツも装着されていますので、部品を取り外す際の半田ゴテの熱で関係の無い電子部品を壊してしまうのを避ける為に不具合箇所だけを交換して様子を見る事にしました。

基板をモーターケースに戻します。
IMG_2060.JPG

この状態で起動テストも出来ますが、極短時間に止めてください。
モーターケースを組み立てないまま運転するとモーターと基板の冷却がされないので、長時間試運転をすると熱で破損する可能性があります。
言うまでも無いですが、感電には細心の注意を払ってください。
モーターが回転した反動で露出した基板が手に触れたりすると洒落になりませんよ!

モーターケース、コードリール等を元に戻して、外装を組み立てれば完了です。
IMG_2071.JPG

基本的な性能はDC12plusと同等だし、現行の最新機種よりも吸引力も強力
本体、ホース、ヘッドの基本的な構成が全て揃ったジャンクもDC12plusと違って
1000円台から購入できるので、玄関のタイル土間やベランダのコンクリの床とか
ヘビーな用途専用に別に一台ジャンク起こしても良いかもですね。

ちなみに結構勘違いされてる人が多いですが、ダイソンは基本的にこぼしたジュースなどを直接吸う事はできませんし大量に水分を含んだ物を吸引すると壊れますので、玄関などに使うのは乾いた砂埃や土ですね。
乾燥していれば、土や砂でもダストボックスのゴミ捨てラインまでは吸っても問題ありません。
ダイソンは元々土足で絨毯の上を歩く国の設計の製品です。ただし実際にやるとクリアビンが速攻で傷だらけになります^^;

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最終更新日  2020年05月03日 07時56分47秒
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