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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:アメリカ映画
老パイロットたちが、人工衛星の修復という任務を受け40年ぶりに集結、自らの夢だった宇宙飛行へと挑む。 あまり期待していなかったのですが、なかなか良い作品でした。 宇宙での終盤のごたごたなど、どうかと思う内容もありましたが、意外にも笑えるところが多くて、最後もほのぼのとしています。 テーマ曲の様に使われていた♪「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」が、個人的にはとてもツボ。この音楽の調子でなおさら好感持って観られたのかもしれません。 好きな映画、リチャード・ドレイファス主演のラブストーリー「ワンス・アラウンド」を思い出しました。 老体に関する小さいギャグが可笑しかった。 格好良いとはいえないけど、風格のある面々が安心して楽しませてくれるSFドラマといった感じです。 「宇宙へ向けてのハードなトレーニング 心臓発作を心配しつつ・・」 クリント・イーストウッド監督作は展開や見せ方が上手。 引き込まれるし、期待したとおりになる。そんな印象。 反面、やっぱりこうなっちゃうのね~ということも多いのですが、今回はシリアスでないぶんあっさりと受け入れられて良かったです。 決してコメディではないけど、悲劇もあえて重苦しく描いてないのがいい。 ラストのワンシーンなんて最高にキマっててさすがですね~ 「いざ 宇宙へ」 ありえない物語に、ありえない展開。だけど宇宙やシャトルの映像は本格的で、見せ場もたっぷりです。 後味も良かったですよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 監督 クリント・イーストウッド 製作 クリント・イーストウッド アンドリュー・ラザー 製作総指揮 トム・ルーカー 脚本 ケン・カウフマン ハワード・クラウスナー 撮影 ジャック・N・グリーン 編集 ジョエル・コックス 音楽 レニー・ニーハウス 出演 クリント・イーストウッド トミー・リー・ジョーンズ ドナルド・サザーランド ジェームズ・ガーナー ジェームズ・クロムウェル ウィリアム・ディヴェイン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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フケ専サザエはもうこの映画を1人で(誰もついてきてくれなかった(笑))映画館に見に行きました。
老体ギャグで面白かったのは、若造たちにベビーフードの差し入れがニヒルで好きです。 あと身体検査の時のドナルド・サザーランドの堂々とした格好が忘れられません(笑) (2006.04.07 15:34:27)
こんばんは。
私もこの映画は好きです。ハリウッドお約束のド派手な展開、ともいえない終盤。なんともストーリー全体が力を抜いて、ご老体にテンポを合わせたようで、『アルマゲドン』のように自己犠牲にはなっても悲劇的じゃない。重いのに重さを感じさせないくらいに彼らの想いは痛快でした。 私もドナルド・サザーランドはお気に入りです。あんなカッコいいお爺さんになれるかな。今でも堂々と出来ない・・・・・!? (2006.04.07 23:58:18)
>老体ギャグ
面白かったですよね! 何度も声上げて笑いましたよ~ >身体検査の時のドナルド・サザーランド これは強烈、そして格別でした(笑) 思っていたのと全然違ったんですが、イーストウッド監督の最近の重いストーリーのものより、ずっと好きかも知れません。 (2006.04.08 01:22:58)
わ~ヤスカイさんもお好きでしたかw
>全体が力を抜いて この抜け加減が、なんだか心地よかったですね。 付き物の自己犠牲も、こんな描き方なら許せちゃう。 >ドナルド・サザーランド あれは堂々としてて、なんとも素敵でした(笑) やっぱりインパクト大ですね! (2006.04.08 01:26:17) |