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2009.04.22
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カテゴリ:日本映画

 京大・滝川事件とゾルゲ事件をモデルに、左右に分かれた青年たちの運命と、反戦運動家を選んだ大学教授の一人娘・幸枝の苦悩を描く―――。


 
 世界の黒澤もこんな映画を撮っていたんですね。くさい演出に驚いたりしながらも、楽しめました。
女優原節子あってこその良作だと思います。

開戦間近の日本で、左翼運動へと身を投じる野毛に、ついてゆくと決めた幸枝の抗えない強い思いが印象的。
悲劇を迎えたあとも、刻々と変化していく原節子の表情は見事です。
女性を描きながら、それでいて男性的な黒澤カメラは、幸枝をハンサムにさえ見せてしまう。

なに不自由ないはずのお嬢様が選んだ道は、あまりに過酷でした。
野毛の生き方、この時代に反戦を訴えることの意味、正義と信念を貫くすさまじさ――いかにも終戦後の作品らしくストレートに迫ってくるものがありました。



野毛を演じているのは『姿三四郎』の藤田進。
堅実な糸川を演じたのは河野秋武。 写真・左の男 優ですが、世界のナベアツに激似です(笑)

ginrei-honda2.jpg wagaseisyun.gif



 追: 新しいノートPCを買ったら、なにもかもが慣れなくて
   時間がかかってしょうがありませんー。
   せっかく書いた文章を消したり、、、(涙) 早く慣れなくちゃ。
   そんなわけで、すこし前に見た映画の、ずいぶん短い感想ですが、これでお許しあれ。
   ほんとにいい映画だったですよ。




監督  黒澤明
脚本  久板栄二郎
音楽  服部正
出演  原節子  藤田進  大河内伝次郎  杉村春子  三好栄子

(モノクロ/110分)





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Last updated  2009.04.25 09:00:00
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