岐阜の植木屋おくだガーデンのガーデニング庭師日記

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大工×庭師おくだガーデン
おくだガーデン


面接にきた32歳のお試し新人君が二日間「お試し」した。
来週も「お試し」してくれる。ありがとう。

ハローワーク経由でパートさんの面接。71歳君。経験者と聞いている。
履歴書には「造園会社」の文字が無い。

話を聞いていると「通信教育」とか「日本カルチャースクール」
間寛平ちゃんの新喜劇のネタ「空手やっていた。通信教育だけど」を思い出し、
おもしろくてしょうがなく、笑いをこらえるの必死だった。

得意技は黒松らしい。その都度イチイチ話の腰を折り、
「一年生として仕事ができますか？」
「サボらず、きちっと仕事ができますか？」

もちろん採用。即戦力ルーキー。



いつの間にか49歳。織田信長が死んだ年。
誕生日に町長にダメ出しされるのは自分くらいだろう。

町長様のパフォーマンスに翻弄されるが、それは無視。
手直しは拒絶した。
逆に謝罪を求めた。当然連絡は無い。

じぶんも一人の町民なのに。
町内に200軒くらいウチのお客さんがある。
こんなおもしろい話、当然する。もう何人かにはした。



コロナ明け一発目の登校で安八町内の全ての子どもの
目に入った「花の景色」が全て。ラベンダーの匂いが全て。


６月８日の朝が全て。


お世話になった方に多くの迷惑をかけた。
それだけ。申し訳ない。情けない。
49歳のおじさんになっても、それなりに傷ついた。
廃業しようかなとも思った。


これだけ恥をかかされたことは記憶にない。
いくら鈍感なじぶんでも、当分の間庁舎に入れない。


保育園の園長先生だけ、褒めてくれたのは。
初日教育委員会も役場も何にも言ってこなかった。
これが今回の仕事の評価。

別にいいけど。


小学校では理科の授業でラベンダーを描いてくれたらしい。
ウチの子はイチョウの葉っぱを描いたと言った。。。


ドライフラワーを送りとどける最後までやりきりたいと思う。



今日の“四字熟語“は６月８日とする。

すべてひっくるめて、じぶんの実力。
じぶんにできることしか、できない。