岐阜の植木屋おくだガーデンのガーデニング庭師日記

のんびり休日。小雨で少年野球のコーチはお休み。

今年は報道の通り花粉がすごい。
珍しく喉が詰まって目が覚めたりする。
咳とクシャミのループ。


植木屋と言うよりは外構屋。リフォーム屋。
有難いことに工事の案件が続き、連日打ち合わせをさせて頂く毎日。
数百万円の大金。「任せた」「センスで」「よく分からないからよろしく」

責任重大。「プロの領域」を信じているのでお願いするところはお願いする。




ブックオフで100円の夏目漱石「こころ」を読む。
高校生の国語(現代文？)以来。
当時人生で一番こころが激しく動いた小説。

おじさんになり再読するとまた違った所が見えてくる。
「人間はいざという間際に悪人になるものだ」

Kと先生の自殺。
お嬢さんは実際の所どちらと結婚したかったのだろう？
二人とも自殺を選んだが。


散歩中勝手に植木屋の庭に入っていき、
樺色の燃えるようなツツジを見て
「これは霧島でしょう」

虚構の奥の実相。
取り返しのつかない罪を背負うこと。

今日の〝四字熟語〝は夏目漱石とする。

次は芥川龍之介か。
寒いと何もやる気が起こらず、本を読むのにちょうどいい。