♡日々是好日♡

今日は朝からすんごく沈んで、心の余裕もなく結構きつかった。体調も最悪。しかし！今日ドラマが起きた。

　音楽の時間、昨日前向きになって少しまとまってきた合唱が全然だめで、今熱心にやっている歌の練習を先生から禁止された。禁止されてから鑑賞で合唱曲を聴いたら女子が号泣。そこで授業は終わりとなった。

　次の授業は…英語。私じゃないですか～。みんな号泣していて私とTTの先生はかなりどうしようモード。でも何も触れないで行こうと淡々と授業を開始。ビンゴ中、涙目のみんなにもらい泣きしそうになった！でもまぁ授業はなんだかんだで平穏に終了。

　実行委員とかにその後軽く「どうするの？」と聴いても「謝りに行く」という表面的な解決策ばかり。みんなで話してみたらとふっても、「今までも話し合いしたけどうまくいかなかったし意味がない」と言う。なので、「じゃぁもう仕方ないね。うちのクラスは練習する必要もないよ」と突き放す。いつも共感的に聴いていたし、委員もがんばっていたから、かわいそうとも思ったけど多少うらまれてもここで言わねばと。

　帰りの学活で、話し合いをしたいと言い出す。「先生の話」で今日女子が泣いているのを見て私も悲しかったと言ったら、一気に涙目モードになってもうた。そこで合唱メンバー中心に話し合いがスタート。

　はじめは表面的な話し合い。「～をしていない人がいた」とか「先生に謝りにいった方がいい」とか。そんなんじゃ伝わらないな～と思っているところをぐっと我慢。本音が出始めるまで待った。

　合唱メンバーから本音が出た。クラスが重く誰も話さない。そこで今日どう思った？合唱は歌うことだけが目的じゃないんじゃない？一人一人の気持ちを先生の前で伝えたいというなら、どうして一緒に歌う友達には伝えないの？とふる。

　そこで、泣いた女子、がんばっていた委員などが泣きながら気持ちを訴える。私もそこで涙が～。休んでいた子の席にいたしあまり見えなかったと思うけど、本音の中で「私達のために先生まで泣かした」ということばが～。どんどん本音が出始め、その後はパートごとに話し合いをしたいとリーダーが動く。そこでも本音＋涙～。

　色々話した結果、音楽の先生を前に歌って認めてもらおうと言うことに。そのときの団結がすごかった。本当にみんなの気持ちが一つになっていた。本当にみんなの気持ちが伝わってきた。合唱ってこういうものなんだなと初めてわかった。本当に感動した。涙が出まくった。歌っている生徒も涙流しながら歌う。指揮者も涙をこぼしながら指揮を。

　音楽の先生に「気持ちが伝わってきた」という言葉をいただき、禁止令がとけた。先生が去った後、自然にみんな席に着く。そこで私も初めてみんなに自分の気持ちを伝える。本当にこのクラスになってよかった。今までまとまりがなくて、体育でもまとまらないし、それは私が新任で力がないからかな、かわいそうだなとずっと思ってた。本当にどうしたらまとまるのか悩んで、正直学校に行きたくないなと思うこともあった。でも、本当に今日みんながまとまってすごく嬉しい。本当にこのクラスの担任になれてよかったと。みんなそこでも号泣。いやぁいいクラスだなぁ。

　そこで解散。明日からもがんばっていこうね～。一気に元気になってしまったよ。ありがとう！