◎勘三郎襲名披露公演◎
3ヶ月ぶりに歌舞伎に行って参りました!●歌舞伎十八番の内「毛抜き」●十八代目中村勘三郎襲名披露 「口上」●「籠釣瓶花街酔醒」(かごつるべさとのえいざめ)今回、市川團十郎と海老蔵を初めて見ました!「毛抜き」は、江戸時代の粋な男性のお洒落道具だったそうで、ひげを抜くのに使ったそうです。このお話の中では、姫が髪の毛が逆立つという奇病にかかってしまい、團十郎扮する「弾正」が面会の合間に毛抜きを使っていたところ、たまたま、お姫さまの奇病の原因を発見し、めでたし。めでたし。というお話です。團十郎のテンポの良い、コミカルな演技が場を盛り上げ、笑いありの大変楽しい舞台でした。そして、口上の済んだ後の、「籠釣瓶花街酔醒」。玉三郎が演じる花魁「八ツ橋」の妖艶なこと!!美しくて色っぽいのです。最後は、血みどろの殺戮が待っているのですが、息を呑むような展開に、「火曜サスペンス劇場」を見ているかのごとくでした。昨年の8月以来、歌舞伎に行っていますが、行く前は演目によって面白さに違いがあり、よく選んでからいくべし!などと、勝手に思っていたのですが、どの演目でも楽しめるということが改めて分かりました。★歌舞伎、興味あるのだけど。。。という方へ1)まずは行ってみましょう。 一幕見席よりも、昼・夜どちらかを通しで見るに限ります。 通してみてバランスが良いように、演目も構成されているようです。2)イヤホンガイドは必須。 言葉だけでなく、衣装や場の設定など、現代との違いを含めて解説があります。 更に楽しむには必須です!3)来月は、義経が登場。 勘三郎や海老蔵、染五郎など、テレビで見る役者さんを生で見るのも楽しみ。 また、有名なお話の場合は、更に興味が深まります。 5月は、今年の大河ドラマの主役、義経の登場です!●おまけ●幕間に、歌舞伎座ならではの、売店で売っているお菓子を食べるのが大好きです!たくさんの試食品があるのも魅力です。今回は、「花見」という練りきりの和菓子を買ってきましたが、コーヒー味・ゴマ味など変わっていて、美味しかったです!