1336622 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2013/03/28
XML
テーマ:徒然日記(22708)

とうとう、この日が来たね。   まだまだ、先だと思っていたのに。

君が母さんの子の宮に宿ってからも含めると23年と数か月。 ずーーっと、一緒だったね。

子どもが親の元から巣立つのは当たり前。
そんな事は百も承知で、母さんも君を授かってから、ずっとそう思って来た。
なのにね。なんだろう、この体たらく。

君がそばを離れるという現実から、ずっと目をそむけて来た数か月だった。
考えるのが怖くて。。君の新生活の準備の忙しさにかまけて、目を逸らして来た。

でもね、一人で車を運転している時とか、フッとした瞬間にわけもなく涙がこぼれるの。
春の気配を感じた時。琴線に触れる音楽を聴いた時。梅の甘い匂いをかいだ時。
涙腺が勝手に緩む。

君は私の宝物。そして、一番の理解者。  いつも味方でいてくれたね。
お父さんに言えない事でも、君になら言えた。
義父母の事で心が砕けそうになった時、「母さん、無理したらあかんで。」と言ってくれたのは君だったね。
その言葉でどれだけ救われたかしれない。
「萬斎さんがね♪」 「ジョニーがね♪」 「世良さんがね♪」
どんなにくだらないヲタ話でも、笑って受け止めてくれたね。
そんな君がそばにいないのは、辛い。
全く、情けない話だけどね。自分が子離れ出来ない母親だとは、つい最近までは気づいてなかったよ。

駅まで送る車の中。
近いから2分弱で着いてしまう。
話したい事が一杯あったのに。
言葉を発したら、涙がこぼれそうで何も言えなかった。
「体大事にね。」「着いたら電話してな。」「足らないものあったら送るから言ってね。」「いままでありがとう。」
いっぱい、あったのに。。。

車を降りて荷物を降ろし、「ありがとうございました!」と言う君の顔をまともに見られずに、涙顔でうなずくことしか出来なかった。

最後まで、ダメな母さんでゴメン。
東京は苦手。。という君には辛い3ヶ月だと思うけれど、頑張り過ぎずに頑張って欲しい。
そして、辛くなったら帰ってくるといいよ。 帰る家がある事を心に留めておいて。

君がいなくて寂しいけれど、母さんも頑張るね。
妹もいるし、泣いてばっかりもいられないからさ。

でも、今日だけは泣かせて下さい。君を想って泣く母さんを笑って許して。


今日、息子が東京へ旅立ちました。
4月1日の入社式が東京の本社であり、明日は入社にあたっての事前研修がある為。
3ヶ月間、東京で新人研修を受けてその後は関西勤務になるので、大阪に部屋を借りています。

去年のGW前に早々と内定をもらって喜んで、それからあっという間にこの日が来たって感じです。
大学も家から通っていたから、ホントに今日までずーっと一緒に暮らしてて、たまに旅行や研修で何日か家にいないと、「あ~~、なんて楽なんだ~」って思っていたんですけどね。
ほら、男の子っているだけで かさ高いから。暑苦しいし、声デカイしね(笑)
大学から一人暮らしをしている息子を持つ友達を、「いいな~」なんて羨ましく思う事もシバシバでした。
だけど、現実に息子が家を出ると決まった時は、複雑な気持ちになりました。

小さい頃からお喋りな男の子だったので、反抗期と言われる中高の頃も結構、なんでも話してくれていたというのも多々あって(話してないことも多々あると思うけど)、比較的、母子関係は上手くいっていたし、本当に頼もしい息子でした。

何も今生の別れというんじゃないので、そんなに嘆かなくても。。と自分でも思うのだけど、やっぱり寂しいものは寂しいんです。
3ヶ月経てば大阪になるんだけども。。例え、大阪といえども離れて暮らすとなると遠い場所に変わりはありません。

一人暮らしの為に、電化製品やら家具やら日用品やら一杯揃えて、まるで嫁入り支度をしているようでした。

家の中にはまだまだ息子の持ち物がたくさん溢れています。
だから、行ってしまったとは思えないのだけど、息子の服とか見るだけで泣けてくる。

でも、いつまでも悲しんでたらダメですね。
息子の準備に時間を取られていた(オマケに義母の緊急入院も重なった)から、娘の高校入学準備が全く手つかず状態ですし、次にやるべきことが控えてますので。

けど、今日だけは泣かせて下さいな。今日だけはね。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013/03/28 03:15:05 PM
コメント(10) | コメントを書く
[つきうさの「ひとりごと」] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.