テーマ:好きなクラシック(2289)
カテゴリ:オペラ
鑑賞日:2024年4月27日(土)14:00開演 入場料:4,000円(C席/3階 4列) 【主催】(財)日本オペラ振興会 藤原歌劇団創立90周年記念公演 歌劇「ラ・チェネレントラ」 ロッシーニ作曲 全2幕(イタリア語上演/日本語字幕付) 会場:テアトロ・ジーリオ・ショウワ スタッフ 指 揮 :鈴木恵里奈 演 出 :フランチェスコ ベッロット 演出補 :ピエーラ ラヴァージオ 合唱指揮:山舘冬樹 美 術 :アンジェロ サーラ 衣 裳 :アルフレード コルノ 照 明 :クラウディオ シュミット 舞台監督:菅原多敢弘 副指揮 :小松拓人、森田真喜 総監督 :折江忠道 合 唱 :藤原歌劇団合唱部 管弦楽 :テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ 出演 アンジェリーナ :但馬由香 ドン・ラミーロ :小堀勇介 ドン・マニーフィコ:押川浩士 ダンディーニ :岡昭 宏 クロリンダ :楠野麻衣 ティーズベ :米谷朋子 アリドーロ :久保田真澄 感想 王子役で小堀勇介が出演するとのことで、GW初日の夏日の中、久しぶりに新百合ヶ丘まで出掛けた。 今回の演出は2018年の再演とのことだが当方は観ておらず初見。 舞台中央に大きな童話の本が置かれ、その周囲にネズミたちがチーズを取り合っている。序曲の後にネズミたちが本を開きその中から、出演者が次々と登場して、童話の世界として演技し、歌う演出。 哲学者・教育係のアリドーロが魔法使いになり、ガラスでは無いもののハイヒールの忘れ物も登場。馬車がスポーツカーになっている等、分かりやすい演出で楽しめた。 歌手はラミーロ王子役の小堀勇介が期待通りで良かった。明るく明瞭な歌声で低音から高音まで歌い、アジリタの音程も完璧でかつ滑らか。 見せ場のアリア「誓って彼女を見つけ出す」ではハイCを超えて、E位まで出ていて素晴らしい。拍手は続いたがアンコールは無し。 アンジェリーナ役の但馬由香もアジリタ含め良く歌えていたが、中域以下の歌声が少々暗めだった。最後のアリアは短く感じ、一部カットされたか。 オケは安定した演奏で、ロッシーニ・クレッシェンドも盛り上がって良かった。 全体としてまとまっている公演で、演出含め楽しむことが出来た。 End お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.06 21:37:05
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