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profile:山本ふみこ
随筆家。1958年北海道生まれ。つれあいと娘3人との5人暮らし。ふだんの生活をさりげなく描いたエッセイで読者の支持を集める。著書に『片づけたがり』 『おいしい くふう たのしい くふう 』、『こぎれい、こざっぱり』、『人づきあい学習帖』、『親がしてやれることなんて、ほんの少し』(ともにオレンジページ)、『家族のさじかげん』(家の光協会)など。

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2007/08/17
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カテゴリ:生活

 山梨県道志へ、キャンプに行く。
 山の風になぐさめられながら4泊5日を過してきた。



 このキャンプ場を気に入って、もう10年ほど通っている。
 夏涼しいこと。木陰で過せること。ここを足場に山に登れること。オーナーの考えがしっかりしていて、石けんの洗剤、シャンプー、リンスを使う約束が徹底していること。
 好きな理由はいろいろあるけれど、やっぱり、いやなところがない、ということが大きいかもしれない。
 キャンプの達人のような友人にくっついて、わたしなんかは、お手伝いをする子どもみたいな位置づけで呑気に過す。呑気とは言っても、キャンプ暮らしは、忙しい。なぜって、日ごろ家でしている家事を、外でそのまましている上に、山に登ろう、釣りもしてみる? そうして燻製にも挑戦しよう、ハンモックで揺られながら昼寝もするよ、ということだから。
 まさに、「楽しいは大変」を地でいく日日だ。



 キャンプ生活のなかでする家事は、日常のそれよりもだいぶ小振りで、少ない材料と道具を生かしきるところに醍醐味がある。この経験は、思いがけないほど、家事に向きあう気持ちに風を入れ、活性化してくれる。



 ところで。
 このキャンプでは、手ぬぐいが大活躍した。
 無類の手ぬぐい好きが高じて、気がつくと、家のなかで使う浴布の8割が、手ぬぐいになっている。好きな柄を集めるというところからはじまったのだが、使ってみると、これがじつに具合がいい。吸水力もあるし、洗濯したあとの乾きが早いのも、ありがたい。
 キャンプ場では、干した手ぬぐいが、仕切りの役目をはたす。ああ、おもしろい。
 手拭いがますます好きになる。



Photo




山のキャンプ場。
手ぬぐいの仕切り。ちょっといい感じだ。







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最終更新日  2007/08/17 10:00:00 AM
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