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カテゴリ:毛鉤釣り
気がつけば、渓流釣りも四週で終わりだ。今年は夏が暑すぎて釣りに行けなかったが、 9月の声を聞いて急に秋めいて来たので、今月は頑張らなくては。 とは言っても、今日は天気予報がよくなくて、椎葉村も昼からは雨とのことだったので、 誰も誘わず単独釣行となった。 2時半に出発した時にはすでに降っていたが、椎葉は降っていないと信じ車を走らせる。 途中、高速を福岡から熊本に入ってもずっと小雨が降っている状況で、 国道218号を馬見原(熊本県山都町)から265号に曲がってもまだ雨は止まなかった。 ところが不思議なことに、 五ヶ瀬町と椎葉村の境の国見トンネル(旧国見峠)を越えると、雨は降っていない。 この国見峠を挟んだ天候の変化は、 何回となく経験したからわかっているつもりなんだけれど、本当に不思議だ。 秋らしくなったので、尾前・不土野は無理でも、十根の本流に入るつもりだったが、 入渓ポイントに着いて川を見ると、流れがかなり大きい。今週は結構雨が降ったもんな。 下りろうと思えば下りられる程度だったが、一人だし秋らしいゆっくりした釣りをしたので、 こんな時にとっておきの別の川に下りた。 準備が終わった頃ちょうど6時のサイレンがなって、俺の戦闘も開始した。 結構流れは強かったが ![]() ここのアベレージの20オーバー25アンダーが溜まりごとに出る。 ![]() 正確には溜まりごとにではなく、溜まりで数匹は出るんだけどね。 ところが、あるゆるやかな、結構深みがある流れで、「明らかに尺」がスーッと浮いて来た。 大きいヤマメってガツッとは食わずにモフッとくわえる程度なんだけれど、 まさに今 ![]() いやいや、わかっている。逃がした魚は大きかったって言いたいんだろう ![]() でも本当に明らかに尺だったんだから・・・ その後もコンスタントに釣れはする。 ![]() これ結局今日一のサイズだな。この写真じゃ大きさがいまいちわからないだろうが、 ![]() 太さはなかったが長さはそこそこだった。 川に持って行く携行食は、普段はパンが多いのだが、今朝は某コンビニに寄ったら、 ![]() おにぎりが100円セールだったので、珍しくおにぎり3個を買った。 まあ、一日の釣りで尺を1匹出せればいい方で、もう出ないと思って油断していたら、 もう一匹、別の淵で明らかに尺が出て、今度は合わせ切れしてしまった。 合わせ切れは完全に俺のせいだ。 いやいや、わかっている。逃がした・・・(以下略 もう全身の力が抜けるって。雨で魚の警戒心と川がリフレッシュされて、 まさに千載一遇のチャンスだったのだろう。来週行ってもこの幸運には恵まれないだろう。 って、釣っていないから不運なんだけれど。 ![]() 2度あることは3度あるのか、はたまた三度目の正直かと思ったけれど、 もうそんなサイズは出ることなく、ここのアベレージがひたすら釣れた。 俺は最近○眼で、段々センシティヴな川面の状況が見えなくなってきたので、思い切って、 ![]() 蛍光イエローのハックルに蛍光ピンクのポストのパラシュートを巻いてみた。 これが○眼の俺の視認性だけではなく、白泡の上から白泡の切れ目に掛けて流してやると、 ヤマメの視認性もいいようで、結構反応がいい。 ちなみに尺(と信じている)を合わせ切れさせたのもこの蛍光パラシュートだった。 気温は24℃くらいしかなかったし、こまめに水分補給をしていたにもかかわらず、 10時前に嫌な汗を掻きだしてのどの渇きが止まらなかったので、これはやばいと終了した。 帰りの車の中でもかすかに頭は痛かったが、 まあ、夜になって酒も呑んだしたいしたことはない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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