3連休の中日だというのに仕事をする俺
昨日までは松の内だったから、明後日から本格的に仕事を始めようと思っているのだが、スケジュールの関係でどうしても先週中に連絡を取っておかなければいけない客がいた。金曜日の夜に電話をすると「日曜日に来て欲しい。」という。仕事だから喜んでさらに「出来れば今週の日曜がいい。」という。いや、それは3連休の中日じゃん。仕事があるだけましだから、今日行って来た。実はその場所は俺の車では行けない。住所的には唐津市「高島」ってどこにでもある地名だけど、渡船に乗り換えて行かなければならない本当に島だ。島に渡ると急には動けないので、緊急の電話も掛かって来ない休日の方が、気が楽といえば楽なんだよね。金曜日に急に決まったので、慌てて渡船の運航時間をネットで調べたら、「桟橋のしゅんせつが浅いので大潮の干潮時は接岸できずに乗り場が替わる。 変更される桟橋まで約5分掛かるが、その際も出航時間は変わらないので注意が必要。」なんて書いてある。いいなあ。 人生はそうでなくっちゃ。幸い今日は大潮ではなかったので(干潮時だったが)、本来の桟橋から出港した。ところが、事前に調べた運賃は片道200円だったのに、俺だけ360円払わせられた。なんで デーブーだから いや、そこまでデーブーではない。俺が特別料金を取られた理由は、仕事の道具以外に、手荷物を2つ(1個80円×2)持っていたかららしい。そう、せっかく島に渡るのに釣らないでいられようか。いや、いられない。約束の時間の1便早い渡船で島に渡り、波止場で竿を出す。ところが釣れるんだけど、ベビーサイズのアラカブ(標準和名はカサゴ)ばかりなんだよね。この魚が今年の初物。そのうちに地元の方が「釣れる」と聞いて来たので「小さいのばかりです。」と言ったら「そうそう、ここは味噌汁の出汁サイズしか釣れんもんね。」と言われた。ええ 片道360円も払って離島まで来たのに・・・そうこうしているうちに客と約束の時間が来たので、竿を仕舞い釣り用シューズを脱いで、ネクタイを締め皮靴を履いてビジネスマンに変身する。仕事自体は30分で終わったのだが、高島といえば宝くじにご利益があると言われる宝当神社があるので、入念に参拝したのち帰りの渡船に乗った。宝当神社以外何もない小さな島なんだけれど、宝当神社に参拝に来た人で帰りの渡船は満員だったよ。みんな宝くじが当たるといいね。宝くじは当たらなくても増税にはもれなく当選しそうだよ。