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テーマ:吹奏楽(3409)
カテゴリ:ペッポコ君たち
毎回思う、何故、何故、こんな形なんだろう?
客席に座り、天井を見つめ、いつも疑問に思う ココは新橋にあるヤクルトホール、今日は 第47回 法政大学New Orange Swing Orch.リサイタル 開演のベルを待ちながら、天井を見つめ思い出す 去年の演奏はもの凄くよかった そしてヤマノでシードを取るほどの実力校 しかも、しかもっすよ、ウチのペッポコ君卒業生が なんと、なんとココのレギュラーバンドに乗るんですよっ!! マジか?ウワサにゃ~聞いていたが実際に見たことは無い しかもコイツはペッポコ時代に物凄く熱い演奏をしたヤツ ひとりでバンド全体を変えてしまうワールドを持ってるヤツ どうしても期待してしまう、熱い演奏を期待してしまう でも、、、でも、、、 その前に、、演奏が始まる、その前に 気になるコトがる、どうしても疑問に思うコトがある 何故?何故? プログラムをめくる、1曲目のドアタマと最終曲に シードをもぎ取った山野の曲が書いてある 今回のステージに対しての意気込みが見られる そう今日のこのステージはこのバンドにしてみれば特別、 とても大切なステージなのです、いわゆる学生誰もが迎える ラストステージなのです。 F年(四年生)最後の最後、もうF年にしてみれば 今日を最後にもうこのバンドでは演奏しない 明日無きステージなのです。 疑問が解消されぬままベルが鳴り客席の灯りが落ち 明日無きステージの幕が上がる 今回私が座った席は客席中央付近、PAのおじさんの すぐ後ろで聞きます 最初はこのバンドのテーマソング、いままで一度しか 聞いたことが無いが印象に残る曲でよく憶えている ドラムのカウントが聞こえ客席の私は期待を膨らませる 1発目の音が出る、私は思わずプログラムを丸める 結構硬く丸める、もの凄いスピートでクルクルっと そして目の前にいるPAのおじさんの頭を後ろからぁ 「ゴラァなんちゅ~バランスじゃぃっ!!!」 とパカーんっとブン殴ろうと思う程のアンバランスな音 PAのおじさんがアタフタしてましたが そーとな技術者なんでしょうね、すぐ直りましたから 私に殴られずに済んでます (↑本当に殴ったら逮捕です) てか学バンにありがちなんでしょう、リハと本番の 音の出方が違うからPAの人も大変です 途中、微妙にバランスの悪い所が出てきます その都度、後ろに居る私がプログラムをクルクルと巻きます ブン殴ろうとしますが、その一瞬のうちに直してくれます 相当な達人をお見受けしましたよぉ~ (↑てか殴ろうとするなよっ!!) (↑てか鍋蓋で受けて欲しい) (↑卓ですから鍋はありません) 1部のステージが始まり、ヤマノでやった曲が演奏されます ステージ上にペッポコ卒業生が見えます うわぁアイツの本当にレギュラーなんだぁ~と初めて確認します 吹いてます吹いてます、おおお、すげぇ~と思ったのも束の間 残念でしたぁ~キミの先輩の目と耳は節穴ではありませぇ~ん(爆) ま、キミはD年(二年生)だからぁ~明日はあるもんねぇ~ それはサテ置き、バンド全体、ヤマノでやった曲が終わり その他の曲も終わり、ドンドン1部が進んでいきます ナナメになります、私のご機嫌がナナメになっていきます イマイチです、本当にイマイチなんです、 ツマンナイです、これが今年のニューオレなんでしょうか ペッポコ卒業生の横の線も空しくドンドン進んでいきます ん~?これニューオレなの?って演奏がドンドン進んでいきます 途中またPAのバランスがちょい崩れますが、もうクルクルしません あっと言う間に1部のステージが終わり休憩に入ります 私は席を立ちながら、今回一緒に聞いてるウチのバンドメンバーに 「緊急ミーティングですね」と言います (↑アンタ部外者だろぃ) まったく持って噛み合いません、てか調整不足ですか? それともモニターの問題?またクルクルしないとダメ? いやいやモニターとかじゃ無いでしょ、そーゆー感じじゃないな アンタらステージ前に喧嘩でもしたんじゃね? 2部のステージが始まり、ジュニアバンドとOBバンドの演奏 ここのジュニアバンドは毎年いいです、その一生懸命さが好きです 若き挑戦者たちが挑みます、ラッパのローソ、完全書譜、元音の丸コピ でもね、丸コピでもなんでもいいの、その一生懸命さがステキです 先ほどのナナメになっていたご機嫌も直ってきます テナーサックスの長いローソ、震える手で臨時キーを捜します ヘコりまくります、でも辞めません、最後の最後まで 客席のお届けしてくれます、そのハートがもうおじさんはイチコロです OBバンド、古きおじ様達が挑みます(ゴラ) いやいや、挑むドコロじゃありません、 こりゃロープの演奏ですね、ラッパの方もサックスの方も そしてドラマーの方、相当な達人です 私は普通に上機嫌になり楽しめます、てか勉強になります てかむちゃくちゃかっちょいいです。 2部のすばらしいステージが終わり 「いやぁ~今日は楽しかったねぇ~」と帰ろうとすると 会場アナウンスが入ります、これから3部のステージだそうです え?3部あるのかぁ~と席に座ります (↑ゴラぁ~) 3部は先ほど1部と同じレギュラーバンドの演奏です 全然カミあわない演奏をしたレギュラーバンドです ステージの幕が上がり、カウントが聞こえそして バンド全体の音が鳴り響きます ドカーンと客席にハートが飛んできます うわぁ、何なに??、これ先ほどのバンドですかぁ~??? 1部とは全然違うサウンドです、めちゃめちゃいいです 私本当に久しぶりですが、3部の1曲目が終わった時に 「よしっ!!」とか言っちゃったのは本当に久しぶり それ程いい演奏、それ程の大変貌 来たよ、来たよ、ニューオレばんざい♪ そうだよ、そうだよ、それがニューオレだろぃ♪ いやいやいやいや、もう超かっちょエエのっ!! これがヤマノシード校の演奏だよ、これがシード校のハートだよ よしよしよし、ここからがF年のラストステージの 始まりなんだな、OKOK0K分かったよ もう1曲目で観客のハートを鷲掴みにしたのが バンドメンバーにも実感できたのでしょう もう止まりません、ガンガンガンガン飛んできます ハートが飛んできます、ブチ抜かれます あぁマジ感激です 本当に逝きそうです 早漏君だったら、、、、、、 (↑ココでも言うか) 極めつけ、、と言うか、正直トドメでしょう 最後の曲のピアノソロ、物凄いソロが来ます 小指の腱が張ってます(謎)、いやいや肩甲骨が いやいや、ウエイトが乗ってます そんなテクニック的なコトなんぞどうでもいいです (↑テクなのかぁ?) 背中から音で来ます、ピアノが鳴ってるのではありません もう本人の背中が鳴っています、ハートが溢れ出ます 大学四年間の集大成のドコロの音じゃ無いです 20数年の人生をかけたソロです ハートが会場に広がります、いや、広がるなんてモンじゃ無いです ハートが飛んできます、いや、飛んでくるなんてモンじゃ無いです ハートが客席を攻撃してきます、バルカン砲乱射事件です 無差別殺人です、警察に通報します、いや警察なんかじゃダメです 軍隊の出動を要請しますっ!! それほどめちゃめちゃ すげぇ~ピアノソロです その熱いハート受け、 いやいや、そうじゃ無い その攻撃命令を受け バンドメンバー全員がバルカン砲を構えます 「え?ちょっと待って、話を、話を聞いてくれぇぇぇ」 (↑何の話だよっ) コイツら凶悪殺戮集団です容赦なく客席に向け発砲してきます、 早漏君はもちろん、その他全員皆殺しに合います (↑いい加減にしろぃ) 今日はバンドメンバーのラストステージではありません この会場に来たお客が息の根を止められます 何度も何度も殺されようやく曲が終わり、ラストステージが終わります (↑ゾンビか) 感動的なステージ いやいや 今回はちょっと違う感覚です 幕が下りたステージ、客の帰った会場 なんだか、そこに残るイメージ それは 至る所にくすぶる煙、ガレキの山 蜂の巣にされた壁 まるで 戦場跡地の様な客席 だれも居なくなった客席にいつまでも そのイメージをブチ込んでしまうそんなステージでした そんな感覚を持つステージってもしかして初めてです いやいや、すごかったなぁ~と 天井を見上げ あ、 そうだ また最初の疑問が浮き上がる 何故 何故 ここヤクルトホールの天井にあるデコボコ? そしてその所々にある丸い物、、、 てかあの丸いワッカって何? (↑そんなコトどーでもいいでしょ) (↑あのワッカにはすげぇ秘密があるかも) (↑ありませんっ!!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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