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カテゴリ:アウトドア
昨年の夏は鉄道ファンの次男と鉄道の旅をしたが、今年は彼は自転車旅行にはまりだし、父ちゃんと一緒のイベントは無くなった。奇しくも同じ日に私は奥秩父の山へ向かい、次男は同級生等と自転車で鎌倉まで海水浴目的のロングランにそれぞれ出た。家族がばらばらになるのは仕方がないが、強行軍で突っ走る所がそっくりなので、親子だねとかみさんに言われそう。
さて、私の最後の夏休みのイベントは? 1.オフロード&峠道を車で走る。 2.奥秩父の主峰、金峰山などの2500m級の山を縦走する。 3.温泉に入る。 まず1のオフロードは、秩父から大滝温泉を抜けて、中津川林道と川上村から大弛峠までの林道をそれぞれ夜中に走ること。 14日の夕方16時に出発し、入間、飯能、秩父、大滝と走ったら既に21時。大滝からは人気のない中津川渓谷沿いの細い林道を走る。車1台が通れるほどの細い道路。途中からオフロードとなり、スピードが15km/h程度に落ちる。時々野生のシカが行く手に現れてびっくりする。熊や猿、亡霊などが出たらどうしようと思いながら、脱輪や故障しないよう注意して走る。 三国峠までの18kmのオフロードを終えると、長野県に入り、舗装道路の下りとなる。 川上村に入り、今度は大弛峠への林道が17km続く。しかもまた細い砂利道。時々上空でペルセウス流星群の流れ星がすうーっと流れるのが見えてびっくりする。大弛峠到着は23:30。すっかり夜更けとなり、7時間以上運転した疲れもあり、あっと言う間に車の中で眠りに就いた。本当はサンルーフ越しに流星を観察しようと思っていたが、目が開けていられなかった。 2の山登りはこれまで登ったことのない、奥秩父の主峰、金峰山(2595m)や朝日岳(2579m)、国師ヶ岳(2591m)、北奥千丈岳(2601m)などを正に縦走するのが目的。ベースキャンプの大弛峠がすでに2365mの高地なので、朝方の冷え込みは寒いほど。下界の猛暑は忘れて午前中いっぱい山々を走り回った。予想以上にトレイルランがしやすい尾根がずっと続いていて感動した。高地練習には最高の場所と言えそうだ。 3の温泉は、結局野辺山ウルトラでもおなじみの「滝見の湯」。昨夜川上村から林道を登ってきたが、川上村まで林道を下り、さらに下ってから馬越峠を逆走して滝見の湯へ行った。入浴料350円というのが嬉しかった。お盆休みの影響で客が少なかったが、帰りの時間が気になっていたので、あまり長湯せずに出発した。 その後は南相木村から北相木村へ峠道を越え、さらに北相木村からぶどう峠を抜けて御巣鷹山で有名な上野村へ入り、国道299号に沿って志賀坂峠を越えて秩父へ抜けた。秩父から飯能までは激しい渋滞が予想されたので、秩父から敢えて奥武蔵ウルトラのコースにもなっている「奥武蔵グリーンライン」へ上がって走った。さすがに対向車もなく、丸山ASから毛呂山総合公園まで52分で激走した。気分的には暗くなる前に「ゴール」したかったので、後半ユガテの上りは必死で飛ばしたが、「ゴール」した頃にはすっかり暗くなってしまった。 気が付いたら車で370km走った。越えた峠の数は7箇所。愛車のXトレイルはオフロード走行は可能だが、寿命が縮むから出来ればしないようにしよう。!これだけ過酷な走りをして燃費は9.6km/Lだった。平地走行ならもう少し良かったかも? 遊び放題の夏休みは今日で終わり。明日から仕事だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 15, 2007 11:32:29 PM
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