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6月14日に開業した東京メトロ(会社名は東京地下鉄株式会社)の副都心線。16日の月曜日から連日トラブルが相次ぎ、まともに走っていない。月曜日は定刻で志木駅を発車した有楽町線の電車が電車の渋滞に巻き込まれ、25分も遅れ、会社には遅刻した。その後も停電やら運行管理ミスや信号トラブルなどで毎日遅れが続き、4日連続遅れっぱなし。信用は完全に無くなった。それでも徐々に回復傾向に向かっている。
今日の副都心線。 今朝は志木駅から和光市まで東上線に乗ったら、すいすい進んで、和光市発の新木場行きにさくっと乗れた。ただし、その電車は始発駅ですでに10分遅れとのことで、相変わらず不安なスタートだった。しかし日本人はそんなに愚かじゃない!このところトラブル続きで、東京メトロの幹部は必死に建て直しと信頼回復に身体を張ったのだろう。確かに効果は出てきている。雨天時の対応は未経験だが、もう少し様子を見てあげようと思った。これもホトケならではの措置。(笑) 会社帰りに半蔵門線で渋谷まで行き、副都心線の始発電車に乗って帰途に就いたが、ワンマン運転区間ながら池袋までは無事に運行していた。ただし乗客は数えるほど。現時点では全く信頼されていないからだろう。 池袋-和光市の東上線とメトロ+西武線のスピード競争はかなり激戦で、メトロが和光市-池袋間で急行や準急を走らせれば、東上線は急行の時間短縮、TJライナーなるノンストップ列車の登場などで対抗。残念ながら現時点では東上線が圧勝。さらに池袋-渋谷では副都心線と埼京線の競争も激しい。副都心線の急行は11分、JR埼京線でも11分と互角。東上線や西武線沿線の住民にとっては乗り換え無しで渋谷へ行けるのは有り難い。この2つの競争が小竹向原で「X状」に交差するため運行上難易度が高くなってしまう。将来は副都心線が東横線に乗り入れる予定だが、埼玉県から神奈川県へ乗り換え無しで行けるのは便利だが、そればかり強調して確実性や安全面を疎かにするような事があってはならない。 スピードを争うのは関西のJR、阪急、阪神だけで十分だ。その結果が福知山線で起きた列車事故だということを忘れてはいまいか?首都圏でも大事故が起きないことを願いたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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