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日本人の子どもの能力が低下しているというショックなことを
養老孟司氏が「世界一受けたい授業」という番組で言っていた。 30年前の10歳の子どもの絵と今の10歳の子どもの絵を比べながらみると、本当に寒気がするくらい今の10歳の子どもの絵は幼稚だった。 例えば、家や男や女を描くにしても、今の子どもは、写生をしないで記号化(女ならスカートといった)している。 この原因は全て、体を動かさなくなったことによるものだとか。 40年以上前に10歳だった私は、沢山の家事をしていた。 *水汲み:井戸から水を汲んできて、台所の水がめや風呂を満たす。 *食事の用意:米を研いで、ご飯をクドにかけて炊くことや後片付け。 *洗濯:川で洗濯をしたり干したり取り込んだり、仕分けをしてタンスに入れたり・・・。 *野菜などの収穫:畑から食事に使う大根やホウレンソウ、ネギ、えんどう豆、スイカ、ウリなどを採ってくること。 これは、ほんの手伝いの一部。 他に、縄ないなどの現金を得るための手伝いもした。 農繁期には、田植え、稲刈り、麦刈りも・・・。 冬になると山に薪をとりにも行った。 こういったことは、昔の子どもは、多かれ少なかれやっていたのだけれど、 今は全て、ボタンを押せばことたりるようになってしまった。 ご飯を炊くにも、風呂を炊くにも、全てボタンひとつ。 人間は、体を動かして生活をすることで脳が発達していくそうだ。 そういえば、風呂を炊くときでも、薪の積み方を工夫したし、 野菜や果物を採る時にも、食べごろはいつかと目で見、においを嗅ぎ、触って、指で叩いて音を確かめたりした。 昔の生活の中は五感をフルに働くようになっていた。 なにもかもボタン一つで出来るようになると工夫ということが出来ない。 それが、子どもの脳の発達を妨げているという。 +++ 孫のちゅん太を思い出して、ちょっとあせってしまった。 で、思った、会社を辞めたら、田舎で暮そうかな。 いや、根性なしの私は、ずっとはムリだから、月のうちの半分、もしくは、一ヶ月ごとに 大阪と田舎を行ったり来たり・・・。 孫のちゅん太は今2歳だけれど、夏休みになったら、鍛える。 でも、その前に私が鍛えられなければ・・・。_| ̄|○ 仕事を辞めた、後のことを真剣に考えよう。 ★前原民主党をこぞって応援する怖さ 前原氏の政治理念を考えたとき、「この党首で大丈夫か」と主張したのが1紙もないのは、何となく薄ら寒さを覚えます。 各紙で紹介されているとおり、前原氏は、自衛隊が集団的自衛権を行使できるよう憲法を変えるべきだという信念の持ち主です。 つまり、憲法9条を変えたがっているわけです。 + 言論の幅を確保するという点でも、集団的自衛権について中身のある議論をするうえでも、 「菅氏の方がよかったのではないか」という社説を掲げる新聞が1つぐらいあってもよかったのではないかと思います。 有力新聞がこぞって憲法9条改正論者を応援する現状に、この国が一歩一歩、勇ましい、戦う国へと向かっている気配を感じます。 人気blogランキングへ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★9月19日*トリビアの井戸:敬老の日特集 *UP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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